オキシクリーンとは?
お掃除スペシャリスト(クリンネスト1級)のaidogです。
オキシ漬けで人気となった「オキシクリーン」。オキシクリーンを溶かした溶液の中につけ置きすれば、衣類のシミや汚れを漂白・消臭、除菌してくれる酸素系漂白剤の洗剤です。また衣類だけではなく、食器・キッチン・トイレ・お風呂場・リビングなど家中のお掃除に使えます。
オキシクリーンは製品によって、スプーンの計量方法に違いがあります。
例えば、日本版のオキシクリーン(写真右側)はスプーン1杯で計量するようになっていますが、アメリカ版の製品(写真左側)はスプーン1杯にメモリがついており、ライン1から4までの範囲で計量できます。製品ごとに使用分量が異なるため、適切な量を確認することが重要です。
オキシクリーンを溶かす際に大切なことは、40~60度のお湯で溶かすこと。この温度がオキシクリーンの洗浄効果を最大限に引き出します。お湯に溶かすことで酸素を発生させ、汚れを浮かして落とす仕組みです。つけ置き時間は、20分から最大6時間まで調節できます。汚れの程度に合わせて、つけ置き時間を選んでくださいね。
オキシクリーン活用法5選
⒈いつもの洗濯にプラスして、洗浄力をアップさせる
オキシクリーンは通常の洗濯洗剤と併用することで、衣類の洗浄力が向上し、臭いや汚れをしっかり落としてくれます。わが家もいつもの洗濯にオキシクリーンをプラスして、汗の臭いが気になるTシャツや、生乾き臭が気になるタオルの汚れをスッキリ落とすために活用していますよ。
基本の分量は、洗濯1回の水量に対し、付属のスプーン1杯(アメリカ版の場合、ライン1)です。汚れや水の量に合わせて、オキシクリーンの使用量を調整してみてください。また、衣類の素材によっては使用できない場合がありますので、ご使用前に製品のラベルをよく確認してから行ってくださいね。
2. Tシャツのシミや黄ばみ落としに
Tシャツについてしまったシミや黄ばみは、オキシクリーンを使えば驚くほどキレイに落ちます。
オキシクリーンを40~60度のお湯に溶かし、その溶液にTシャツを浸します。しばらく放置した後に通常通り洗濯機で洗うと、シミや黄ばみが目立たなくなります。
基本の使用量は、お湯4リットルに対し、オキシクリーン付属スプーン1杯(アメリカ版の場合、ライン2)です。
3. 生乾き臭が気になるタオルやバスタオルのつけ置きに
タオルを長く使っていると、蓄積による生乾きの原因になることがあります。この問題を解決する方法として、オキシクリーンが効果的です。
40~60度のお湯にオキシクリーンを溶かし、タオルを浸して、しばらくつけ置きしてから通常通りの洗濯をします。こちらも基本の使用量は、お湯4リットルに対し、オキシクリーン付属スプーン1杯(アメリカ版の場合、ライン2)です。
これにより、新品のようにフレッシュな香りを取り戻せますよ。
4. ガラス保存容器の洗浄に
ガラス保存容器は食品を保存するのに、多くのご家庭で使われていると思います。
基本の使用量は、お湯4リットルに対し、オキシクリーン付属スプーン1杯(アメリカ版の場合、ライン2)です。
このガラス保存容器のお手入れにオキシクリーンを使えば、クリアで清潔に保つことができますよ。
5. ニオイの気になる排水口掃除に
キッチンやバスルームの排水口から不快な臭いがすることがあります。しかし、オキシクリーンを使用することで、これらの悪臭を取り除くことができます。排水口にオキシクリーンを付属スプーン1杯(アメリカ版の場合、ライン2)を入れ、40~60度のお湯200mlを流し入れます。しばらくしてから洗い流すと、排水管がきれいになり、また臭いも消えます。これはオキシクリーンの酸素発生作用が排水管内の細菌や汚れを分解し、臭いの原因を取り除いてくれるからです。
このお手入れを定期的に行うことで、排水口からの悪臭を防ぎ、キッチンやバスルームをより清潔に保つことができますよ。
また、排水口用品をバケツなどに入れ、漬け置きするのもおすすめです。
まとめ
オキシクリーンは、家庭でさまざまな洗濯や掃除に役立ちます。
オキシクリーンを溶かしてつけ置きする場合の基本の量は、40~60度のお湯4リットルに対し、付属スプーン1杯(ライン2)です。オキシクリーンの洗浄効果が発揮するのは、20分から最大6時間。汚れに応じて、つけ置き時間を調節し、効果的に汚れを落としていきましょう。
また、製品によってはオキシクリーンが不向きなものもあるため、ご使用前に確認することが重要です。オキシクリーンを上手に活用して、洗濯や掃除に役立ててくださいね。