教えてくれたのは……おそうじダイアリーさん
関東エリアを中心に、洗濯機分解清掃を行っている掃除のプロ。年間約600台近くの洗濯機をきれいに清掃している。YouTubeチャンネルの「おそうじダイアリー」では、家庭でできるかんたんな掃除方法を発信中。
冷蔵庫の周辺はホコリがたまっている
今回は、冷蔵庫の下や裏にたまったホコリを掃除する方法をご紹介します。今回掃除をする冷蔵庫は、2～3年前に掃除したきりでその後全然していません。久々に冷蔵庫を動かして掃除をしていきます。
冷蔵庫の下はホコリがたまっていています。どの冷蔵庫もそうなんですが、モップみたいなものも全く入らないぐらいの隙間になっています。
この狭い細い空間とホコリ、暗さという3つの条件が整うと、ゴキブリが1番好む条件でもあるんです。
冷蔵庫の横にある通気口のような部分には、かなりホコリがたまっていました。たくさんのホコリがたまった状態ですと、さすがに冷蔵庫に問題が出る可能性もあると思いますので、掃除は定期的にやった方がよさそうです。
ホコリを掃除機で吸い取ろうと思ったのですが、あまりにもホコリの量が多くて掃除機で吸い取ってもなかなか吸い込めないような状態です。
こういった広範囲にホコリがある場合にすごく便利なのが、不織布でできた使い捨ての手袋「ホコリ・汚れ取りワイパー手袋」です。大きめの手袋になっていて、どなたでも使っていただけるようなサイズです。
手にはめていただくきますと両面使えますし、自分の手で思い通りにホコリを掴んでごそっとホコリが癒着されます。
冷蔵庫を動かしてお手入れする方法
今回掃除をする冷蔵庫は大型ですが、意外と簡単に動かすことができます。
冷蔵庫を動かすときは、取扱説明書を確認の上、安全に気をつけながら行ってください。
用意するモノ
- ゴム手袋……しっかりフィットしたサイズのゴム手袋
- 使い捨て手袋
- アルコール除菌スプレー
掃除方法
手順1.脚カバーを引き抜き、脚のネジを緩める
まずは冷蔵庫の下に脚カバーがついていますので、引き抜きます。
冷蔵庫の下、両側に冷蔵庫を動かないように固定してる脚があります。この脚のネジを緩めていきますが、時計と反対周りに回すと脚が上がっていきます。これでもうじつは冷蔵庫が動かすことができます。
全く動かしてない場合は結構硬いので、家にある割り箸や棒状のモノをぐっと押し込んで回してみてください。
手順2.冷蔵庫を動かす
このようにして車輪（写真の赤い丸で囲まれた部分）が奥に見えますが、このローラーのような車輪で冷蔵庫が動くようになっています。では、実際に冷蔵庫を動かしていきます。
冷蔵庫の種類によっては、後ろ側にしか車輪がついてない場合もあります。大型の冷蔵庫の場合は4つ車輪がついていますので、冷蔵庫本体の端を持って、手前にグっと引っ張るようにしていただきます。これで一旦動き出すと、簡単に動かすことができます。
手順3.使い捨て手袋で汚れを取る
まずは使い捨て手袋をはめて、冷蔵庫の横にある通気口についたホコリを取ります。冷蔵庫本体の裏についたホコリは、ホコリ・汚れ取りワイパー手袋を使い、手でなでるようにすると取れます。
黒い点々がある部分にはアルコールを吹きかけて消毒をしてから、使い捨て手袋をはめてキッチンペーパーなどで汚れを拭き取ります。
冷蔵庫下のホコリは、使い捨て手袋を使って、ぬれていない状態でまずは表面のホコリをしっかりと取り除いてください。ホコリはぬらしてしまうと非常に取りにくく落としにくくなります。まずは、乾いた状態でペーパー的なもので拭き取ると簡単に落とすことができます。
表面のホコリが取れましたら、アルコール除菌スプレーなどを振って、最終的に拭き取りをします。壁についたホコリは掃除機などで簡単に吸い込むことができます。
手順4.脚カバーをつけて掃除が完了
最後に冷蔵庫を元の位置に戻し、脚カバーも戻して、掃除が完了になります。
いかがでしたか？ 冷蔵庫下の掃除は意外と簡単なので、ぜひ大掃除を行う時期などに1度やっていただけるといいかなと思います。
※掃除前に冷蔵庫の取扱説明書等にて事前にご確認の上、安全に気をつけて行ってください。
▼詳しい掃除方法は動画でも確認できます。
※こちらの記事は元動画の提供者さまより許可を得て作成しております。
