強い力でゴシゴシこする
汚れを落とそうと思うがあまり、鏡を強くこすった経験はありませんか? じつはそれ、NG行動のひとつです。
鏡はちょっとした刺激でも傷がつきやすく、見た目以上にデリケート。力を加えれば汚れは落ちますが、同時に鏡に傷が入るリスクも隣り合わせです。
鏡は、強くこすったり拭いたりするのではなく、優しくぬぐうように掃除をするのが正解。中性洗剤や重曹などを使って、汚れを浮かせてから拭き取ると力を加えなくてもきれいになりますよ。
研磨剤入りの洗剤を使う
鏡の掃除に洗剤を使うのは間違っていませんが、成分には注意が必要です。特に「研磨剤」が入っている洗剤は、鏡に適しません。
研磨剤は汚れが簡単に落とせますが、それは表面を削り落とす力によるもの。鏡を研磨剤入りの洗剤で磨けば、確実に傷が入ります。
鏡の表面に一度ついた傷は元にもどせません。それだけでなく、傷から洗剤や汚れが入り込み、鏡が劣化してしまうのです。
メラミンスポンジでこする
メラミンスポンジは、強い研磨力があります。見た目は軽いスポンジですが、汚れをはがし取る力はクレンザー以上。
洗面台の鏡には、「くもり止め」などの特殊加工が施されているものもありますが、メラミンスポンジでこすると表面のコーティングも落ちてしまいます。傷と同じで、一度はがれたくもり止めコートも元通りにはなりません。
水アカ汚れと一緒に、必要なものまで失ってしまいますので、メラミンスポンジの使用は控えましょう。
こまめな掃除で鏡をピカピカに
鏡につく手アカや水アカなどの汚れは、放置するほど頑固で落ちにくくなります。
汚れはその日のうちに、洗顔や歯磨きのついでに拭き取ると、ラクにきれいな状態を保てます。
毎日のプチ掃除で、ピカピカの鏡をキープしましょう。