「鏡」に傷がつく。意外とやりがちな“鏡のNG掃除方法”とは

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2023.11.14

簡単に落とせそうで、意外と頑固な鏡の汚れ。 掃除方法を間違うと、きれいになるどころか傷がつく場合もあるため注意が必要です。 ここでは、鏡でやってはいけない「NG掃除」をご紹介します。

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強い力でゴシゴシこする

強い力でゴシゴシこする出典:stock.adobe.com

汚れを落とそうと思うがあまり、鏡を強くこすった経験はありませんか? じつはそれ、NG行動のひとつです。

鏡はちょっとした刺激でも傷がつきやすく、見た目以上にデリケート。力を加えれば汚れは落ちますが、同時に鏡に傷が入るリスクも隣り合わせです。

鏡は、強くこすったり拭いたりするのではなく、優しくぬぐうように掃除をするのが正解。中性洗剤や重曹などを使って、汚れを浮かせてから拭き取ると力を加えなくてもきれいになりますよ。

研磨剤入りの洗剤を使う

研磨剤入りの洗剤を使う出典:stock.adobe.com

鏡の掃除に洗剤を使うのは間違っていませんが、成分には注意が必要です。特に「研磨剤」が入っている洗剤は、鏡に適しません。

研磨剤は汚れが簡単に落とせますが、それは表面を削り落とす力によるもの。鏡を研磨剤入りの洗剤で磨けば、確実に傷が入ります。

鏡の表面に一度ついた傷は元にもどせません。それだけでなく、傷から洗剤や汚れが入り込み、鏡が劣化してしまうのです。

メラミンスポンジでこする

メラミンスポンジでこする出典:stock.adobe.com

メラミンスポンジは、強い研磨力があります。見た目は軽いスポンジですが、汚れをはがし取る力はクレンザー以上。

洗面台の鏡には、「くもり止め」などの特殊加工が施されているものもありますが、メラミンスポンジでこすると表面のコーティングも落ちてしまいます。傷と同じで、一度はがれたくもり止めコートも元通りにはなりません。

水アカ汚れと一緒に、必要なものまで失ってしまいますので、メラミンスポンジの使用は控えましょう。

こまめな掃除で鏡をピカピカに

鏡につく手アカや水アカなどの汚れは、放置するほど頑固で落ちにくくなります。
汚れはその日のうちに、洗顔や歯磨きのついでに拭き取ると、ラクにきれいな状態を保てます。
毎日のプチ掃除で、ピカピカの鏡をキープしましょう。

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著者

三木ちな

三木ちな

クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級の資格を保有し、お掃除のプロとして掃除や収納の知識を発信する、子ども3人のママライター。時短家事スペシャリストを受講し、家事や仕事で忙しい人でも「簡単にできるお掃除方法」を得意とする。 また、節約生活スペシャリストとして、食費2万円台で暮らす節約術や、ふるさと納税、業務スーパーのお買い物術などみんなが知りたい情報をいちはやくキャッチしお伝えしています。 腸活アドバイザーの資格を活かし、節約術だけでなく、カラダにいい食費節約術も発信中。

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