もやしはすぐにダメになる……
お肉と炒めてボリュームアップに、単品でおつまみにと、安価で使い勝手のよい「もやし」は家計の面でも料理の面でも強い味方ですよね。
筆者もよく使いますが、あまり日持ちしないため、買ったものの使わずにダメにしてしまうことがしばしば……。
いくら安いとはいっても、ダメになって捨ててしまうのでは損をしてしまうし、なによりもったいないですよね。
そこで、「もやし」を簡単に長持ちさせる方法がないか、調べてみました。
するとレンジを使った“もやしのおいしさを長持ちさせる方法”が見つかったので、さっそく検証してみます。
もやしのシャキシャキ感を長持ちさせる方法
検証のために、同じ日に買った同じメーカーの「もやし」を2袋用意しました。
片方の「もやし」の袋の上部の角をカットします。
袋の角を切ったほうの「もやし」を、レンジで加熱します。
袋のままで500Wで10~20秒程度加熱し、触って熱いと感じればOKです。
加熱しすぎないようにご注意くださいね。
レンジで加熱したほうは、粗熱が取れたらチャックつきの保存袋に入れます。
なるべく空気を抜いてしっかり閉じたら、レンジ加熱をしていない「もやし」の袋といっしょに冷蔵庫へ。
3日保存した「もやし」は……?
冷蔵庫(野菜室)で3日保存した「もやし」です。
レンジ加熱したもの、していないものを、それぞれお皿に出してみました。
見た目では変化がわかりませんね。
匂いに関しても、差は感じませんでした。
冷蔵庫で3日保存した「もやし」を洗ってから茹でました。
どちらも水から入れて、沸騰したら1分で上げたものです。
レンジで加熱するとシャキシャキに!
食べてみたところ、レンジで加熱したほうが明らかに「シャキシャキ」しています!
加熱していないほうもシャキシャキ感は残っていますが、加熱したものと食べ比べてみると違いがハッキリわかります。
匂いに関しては、生の状態では差がわからなかったのですが、茹でてみると「レンジ加熱ナシ」のほうは「もやし」独特の香りを強く感じます。気になるほどではありませんが、かすかに酸っぱい匂いもします。
一方、「レンジ加熱アリ」のほうは、顔を近づけて嗅いでもイヤな匂いは感じませんでした。
やはり、買ってきたばかりの「もやし」を新鮮なうちに一度レンジで加熱しておくと、おいしさを長持ちさせることができるようです。
袋の端をチョンと切って、20秒弱加熱するだけで簡単なので、「もやし」を買ってきたときにはぜひお試しくださいね。