「里いも」の“ぬめり”洗い流したら損!意外と知らない【里いもの栄養と食べ方】

料理・グルメ

2023.12.05

里いもは大好きだけど、「皮むきが面倒で家では食べない」という方も多いはず。そんな方におすすめなのが「真空パックの里いも」です。すでに茹でて皮もむいてあるので下処理いらず。すぐに調理できる優れもの。これは使わない手はありません。今回は「免疫力アップ」という、秋にうれしい里いもの栄養をご紹介しながら、その成分を逃さず簡単に食べれる「里いものコロッケ」を作っていきます。

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「真空パックの里いも」はそのまま使えて便利!

里芋エコライフコーポレーション 粗むき里芋 350g

真空パックの里芋は、そのまま調理に使えてとても便利。皮むき時にぬめりで手がベタついたり、手を滑らして包丁でケガをするような心配もありません。

また冷凍の里いもにくらべ、レンジで解凍する手間もなく、解凍時の味落ちもなし。時期によっては生の里芋に比べて、50〜100円ほど高いこともありますが、皮をむく手間ひまと茹でる光熱費を考えるとかなりお得です。

最近ではスーパーなどでも「便利商品」として推していて、里いもが売っている隣に置いてあることも多くみられます。ぜひ探してみてください。

ぬめりは落とさずに

里芋2

里いもの特徴は何といってもぬめり。煮物調理などのとき「味しみが悪くなる」からと、むめりを落とすこともありますが、実はすごくもったいない。

むめりの中には、粘膜を守り消化吸収を助ける「ムチン」や、かぜなどの感染病を予防する「ガラクタン」といった、ちょっとかわいい響きの成分が含まれています。

インフルエンザなどが流行している今の時期には、必ず取っておきたい栄養。「ぬめりは落とさずに」が正解です。

それでは、お手軽な里いもの真空パックを使って、ぬめりもそのままつぶして調理する「里いものコロッケ」を作っていきましょう。じゃがいもとは違う軽さと、クリームコロッケのような滑らかさが味わえる逸品です。

里いものコロッケ(調理時間:10分)

里芋コロッケクリームコロッケのような、クリーミーさとサクサク感が味わえる里いものコロッケ

材料(4個分)

  • 里いも(真空パック)……300g位
  • 塩……小さじ4分の1強
  • 小麦粉……適量
  • パン粉……適量
  • サラダ油……適量

作り方

1. 真空パックの里いもをボールに入れ、マッシャーかフォークなどで荒くつぶします。

2. 1.に塩を加えて混ぜ、70〜80gぐらいずつの小判型に整え、小麦粉をまぶす。

作り方1

3. 水を入れたボールに2をくぐらせ、軽く表面の粉をぬらします。

4. パン粉を入れた別のボールに3を入れ、しっかりとつけます。


5. 180℃くらいに熱したサラダ油で、表面がカリッときつね色になるまで揚げ、 網で油を切り皿に盛ります。
作り方2作り方3

 味つけは、まずはシンプルに塩こしょうで。お好みでチーズなどを一緒に入れて揚げてもよし。

まとめ

今回は真空パックの里いもを使い、皮むきいらずのコロッケを作りました。

  • 真空パックの里いもは、下処理いらずで簡単。
  • 冷凍に比べ、解凍の手間や味落ちがない。
  • 里いものぬめりは落とさない。免疫力アップの成分。

これらのポイントを押さえて、ご家庭でも手軽にお楽しみください。

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著者

山田 直

山田 直

神奈川の写真学校卒業後、作家活動をしながら横浜でホテルサービス勤務。3.11の地震を契機に仕事を辞め、ヨガとマクロビオテックを学ぶ。 後に、オーガニックレストランのキッチンに入り、重ね煮と出会う。その野菜の美味しさに深く感動。学びを深める。 現在は、東京、横浜、湘南エリアにてヨガ講師の仕事ヨガをメインに活動し、イベント、WSにて、重ね煮やオーガニックの料理を伝えている。

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