「真空パックの里いも」はそのまま使えて便利!
真空パックの里芋は、そのまま調理に使えてとても便利。皮むき時にぬめりで手がベタついたり、手を滑らして包丁でケガをするような心配もありません。
また冷凍の里いもにくらべ、レンジで解凍する手間もなく、解凍時の味落ちもなし。時期によっては生の里芋に比べて、50〜100円ほど高いこともありますが、皮をむく手間ひまと茹でる光熱費を考えるとかなりお得です。
最近ではスーパーなどでも「便利商品」として推していて、里いもが売っている隣に置いてあることも多くみられます。ぜひ探してみてください。
ぬめりは落とさずに
里いもの特徴は何といってもぬめり。煮物調理などのとき「味しみが悪くなる」からと、むめりを落とすこともありますが、実はすごくもったいない。
むめりの中には、粘膜を守り消化吸収を助ける「ムチン」や、かぜなどの感染病を予防する「ガラクタン」といった、ちょっとかわいい響きの成分が含まれています。
インフルエンザなどが流行している今の時期には、必ず取っておきたい栄養。「ぬめりは落とさずに」が正解です。
それでは、お手軽な里いもの真空パックを使って、ぬめりもそのままつぶして調理する「里いものコロッケ」を作っていきましょう。じゃがいもとは違う軽さと、クリームコロッケのような滑らかさが味わえる逸品です。
里いものコロッケ(調理時間:10分)
材料(4個分)
- 里いも(真空パック)……300g位
- 塩……小さじ4分の1強
- 小麦粉……適量
- パン粉……適量
- サラダ油……適量
作り方
1. 真空パックの里いもをボールに入れ、マッシャーかフォークなどで荒くつぶします。
2. 1.に塩を加えて混ぜ、70〜80gぐらいずつの小判型に整え、小麦粉をまぶす。
3. 水を入れたボールに2をくぐらせ、軽く表面の粉をぬらします。
4. パン粉を入れた別のボールに3を入れ、しっかりとつけます。
5. 180℃くらいに熱したサラダ油で、表面がカリッときつね色になるまで揚げ、 網で油を切り皿に盛ります。
味つけは、まずはシンプルに塩こしょうで。お好みでチーズなどを一緒に入れて揚げてもよし。
まとめ
今回は真空パックの里いもを使い、皮むきいらずのコロッケを作りました。
- 真空パックの里いもは、下処理いらずで簡単。
- 冷凍に比べ、解凍の手間や味落ちがない。
- 里いものぬめりは落とさない。免疫力アップの成分。
これらのポイントを押さえて、ご家庭でも手軽にお楽しみください。