使い終えたティーバッグ活用術3選
意外と便利に使える「使い終えたティーバッグ」。今回は、特に便利だった3つの活用術をご紹介します。
1.調理後のにおい消しに
キッチンで肉や魚の調理後に、しばらくにおいが残ってしまうことはありませんか?
ときにはリビングにまで調理後のにおいが流れてしまい、不快な思いをすることがありますよね。
しかしそんなときは、紅茶の出がらしを使うことで、イヤなにおいを消すことができるんだそう。
筆者の家のキッチンも、直前まで作っていた魚の煮つけのにおいが充満しているため、さっそく紅茶の出がらしを使ったにおい消しに挑戦してみたいと思います!
まず、紅茶を淹れたあとのティーバッグの袋を破いて開き、中から出がらしを取り出します。
このときの紅茶の茶葉は、まだ水分をたっぷりと含んでいます。
ティーバッグから出した紅茶の出がらしをフライパンで炒ります。
コンロに火をつけて煎っていると、しだいに紅茶のにおいがふんわりと香ってきます。
紅茶が乾燥するまで煎っている間に、少しずつ煮魚のにおいが消えていき……
紅茶がすっかり乾燥して粉状になったときには、魚のにおいは全く気にならなくなりました!
その後、紅茶のにおいがキッチンに残ることもなく、キッチンが無臭になってスッキリです。
2.冷蔵庫の消臭剤に
1の方法で煎ることで、調理後のにおい消しとして役立った紅茶の出がらしですが、なんと煎った茶葉はそのまま「消臭剤」として使えるんだそう!
1で煎って乾燥させた紅茶の出がらしを、小さい容器や通気性のよい袋に入れます。
筆者はお茶の葉を入れる用のパックに入れてみましたが、小鉢に移し替えるだけでもOKですよ。
通気性のよい袋や小鉢に入れた紅茶の出がらしを、においの気になる場所に置きます。
こうしておくと、煎ったことでよく乾燥した紅茶の葉が、湿気といっしょに周りのにおいを吸って消してくれるんだそう。
筆者は冷蔵庫に入れてみました。
消臭効果がなくなったかなと感じたタイミングで取り換えてくださいね。
使う場所にもよりますが、大体1、2週間ごとの交換が目安のようです。
冷蔵庫の他にも、匂いの気になる「生ごみ用のゴミ箱のフタ」に貼ったり、「においの気になる靴の中」に入れるのもおすすめです!
3.鏡のくもり止めに
紅茶を淹れたあとのティーバッグは、「鏡のくもり止め」としても活用できるんだそう。
ではさっそく、手あかなどで汚れてしまったこちらの手鏡で試してみます。
まず、濡れたままのティーバッグで拭くことで、鏡を全体的に濡らします。
そのあと、乾いた布で鏡についた紅茶の水気を拭きとります。
汚れていた手鏡がピカピカになりました!
この方法で拭くと、手あか汚れが落ちるだけでなく、くもり止めにもなるんだとか!
紅茶を淹れたタイミングで汚れの気になる鏡をサッと拭いておくと、きれいな状態をキープできますね。
いかがでしたか?
紅茶を飲んだあとに捨ててしまっていたティーバッグですが、日常生活をちょっと快適にしてくれる便利アイテムとして使えるんですね。
紅茶を楽しんだあとは、ぜひ出がらしも最後まで活用してみてくださいね!