まずは不要なモノを手放そう
毎日の暮らしの中で、不要なモノは増え続けていきます。ネットで商品を購入した際に、商品が入っていた段ボールや店舗で買い物した際の紙袋などは、いつの間にか増え続けて収納スペースを圧迫しています。
まずは、それらの明らかな不要なモノを、手放すことから始めましょう。できればそれらの明らかな不要なモノは、ため込まずにその都度すぐに手放すよう心がけましょう。
定位置を決める
モノを収納するときは、使う場所に使うモノを収納するよう、定位置を決めましょう。使う場所と収納する場所が遠いと、使ったモノを元に戻す作業が面倒で、モノを出しっぱなしにしてしまいます。誰が、どこで、何を使うかを考えたうえで、収納する場所を決めると、片付けしやすくなります。
簡単な収納の仕組みを作る
収納の仕組みが複雑だと、ただでさえ面倒な片付けが、さらに面倒になるので簡単な収納の仕組みを作りましょう。仕事で疲れ切った時でも、簡単に片付けられるのかという視点で仕組みを作っていきましょう。
掛けるだけ
フックに掛けるだけなら、片手でサッと掛けることができるので簡単! 掛ける収納は一目でどこに何があるか把握できるし、掃除の度にモノをどかすことからはじめなくていいので、おすすめです。
放り込むだけ
子どものオモチャや脱いだパジャマの収納など、誰でも簡単にできるのがカゴやケースに放り込むだけの収納。収納するモノの大きさにもよりますが、深すぎず浅めのモノを選べば、モノが奥に入り込みすぎて何が収納されているか分からなくなることも防げます。
アクション数は少なく
使ったモノを元に戻す動作の数(アクション数)が多いと、元に戻す動作が面倒で、ついモノを床に置きっ放しにしてしまいがち。
アクション数はできるだけ少なく、サッとワンアクションで元に戻せる収納の仕組みを作りましょう。実際にモノを元に戻す動作をしてみて、面倒に感じないか検証してみましょう。
収納スペースには余白を
定位置を決めて簡単な収納の仕組みを作っても、収納スペースの中がぎちぎちで、余白がないとモノを取り出したり戻したりという動作は、面倒になりますし、散らかりやすくなります。
収納ケースの中や引き出しの中、クローゼットにハンガー掛けされている洋服などは、詰め込み過ぎず、余白を持たせるようにしましょう。7~8割収納にすると、モノを取り出してしまう動作もストレスなく行うことができます
リセットする
定位置を決めて簡単な収納の仕組みを作り、収納スペースに余白を作ることができたら、あとはその片付いた状態を維持するために1日に1回、週末に1回というようにタイミングを決めてリセットするようにしましょう。
1日の終わりの寝る前に5分、散らかっているモノを元に戻す、毎日が無理なら週末は必ず30分リセットして掃除機をかけるといったように、リセットすると決めましょう。
片付けの習慣化のコツをご紹介しました。まずは片付けそのもののハードルを下げて、床置きもモノは置かない、ダイニングテーブルの上はモノを置かないというように、片付けのハードルを下げて、まずは片付けを続けられることをゴールに片付けの習慣化に取り組んでみてください。