冬も夏も寝具の洗濯頻度は同じ
冬は夏に比べ、シーツや枕カバーなどの寝具のお手入れ頻度が下がっていませんか?
夏と比べ、汗をかかないイメージがありますが、暖かい寝具で寝ている間、夏場と同じように汗をかいています。
人が一晩にかく汗の量はコップ一杯分!
もしコップ一杯のコーヒーをこぼしてしまったら、すぐに洗濯しますよね。
でも汗の汚れは目には見えないため、汚れていることに中々気づけません。
目に見えない汗や皮脂の汚れは、雑菌やダニの繁殖、黄ばみやニオイの原因となるので、冬場でも週に1度はシーツを洗濯しましょう。
枕カバーは毎日洗うのが基本
枕カバーは、直接肌に触れる時間が長く、汗・皮脂・よだれ・フケなど様々な汚れが付着します。
汚れた枕カバーに一晩中顔が触れていると、ニキビや吹き出物、肌荒れ、かゆみなどの肌トラブルの原因に。
下着を毎日変えるのと同じように、枕カバーは予備を用意し、毎日替えましょう。
難しい方はタオルを敷き、毎日変える方法から試してみてください!
しばらく続けると、お肌の調子が整ってくるはずです。
シーツに蓄積した汚れの落とし方
汗や皮脂は、水に溶けにくい汚れのため、洗濯機にかけただけでは汚れが残ってしまいます。襟袖が黄ばんだり黒ずんだりするのは、これが原因です。
落としにくい皮脂汚れは、お湯を使うことで繊維の奥から溶かし出すことができます。
40℃以上のお湯+洗浄力の高いアルカリ性粉洗剤で、繊維の奥に染み込んだ汚れをしっかり落としましょう!
洗濯機で簡単に【温水洗い】
温水洗い機能がなくても、洗濯機のお湯取り機能で、簡単に温水洗いができます。
お風呂場や洗面台の蛇口の下にバケツを置き、お湯を溜めて給水しましょう。
この際、アルカリ性粉洗剤を使用するほうが、皮脂の汚れがしっかり落ちます。
しばらく洗っていない時は【つけ置き洗い】
しばらく洗っていない場合、汚れが蓄積しているため、浴槽でつけ置き洗いをしましょう。
浴槽に40~45℃のお湯を張り、アルカリ性粉洗剤をよく溶かします。寝具を30分~2時間ほどつけ置き洗いし、洗濯機にかけます。
実際シーツにはこんなに汚れが溜まっている!
「そんなに汚れていないのでは?」と思っている方のために、定期的にシーツを洗っているスタッフのシーツをつけ置き洗いしてみました。
自分にとっては『慣れ親しんだシーツ』でも、他の人にとってはニオイや汚れが気になるものです。こんなに汚れたシーツで毎日眠っていたのかと、びっくりするはずです。
良く乾く!冬場の干し方 3つのコツ
柔軟剤を使用する
柔軟剤を使用して洗濯すると、洗剤だけで洗濯した時よりも早く乾きます。
無香料の柔軟剤も最近は増えているので、香りが苦手な方はお試しください。
空気に触れる面積を増やす
干す際は2つの物干竿を使いM字に干したり、空のピンチハンガーを真ん中に入れて、シーツの間に空気の通り道を作るように干しましょう。
エアコンをかけて室内干し
曇りの日や寒い日は、外干しをするよりも乾燥した室内のほうがよく乾きます。
エアコンやサーキュレーターを使い、風に当てながら干しましょう。