1.片付けの目的を明確にしよう
スッキリとした部屋にしたい……、なんとなく部屋を片付けたい……というように片付けの目的が漠然としていたり、片付けること自体が目的になってしまっていると、なかなか片付けのモチベーションを維持しにくく、挫折してしまいがち。
片付けは目的ではなく、部屋を片付けたその先の目的を達成するための手段です。片付けることが目的になってしまっていると、片付けはなかなか進んでいきません。片付けの理想を掲げるだけでなく、行動に落とし込んでいく必要があります。そのためには、改めて片付けの目的を明確にすることが必要です。
片付けの目的が明確になると、モノを手放す基準が明確になるので、モノの要不要の判断に迷いがなくなります。モノの要不要は思っている以上に時間とエネルギーが必要なので、片付けの目的を明確にしておくことで時間とエネルギーを最小限にすることができます。
2.片付けの目的の見つけ方
片付けの目的を明確にして、より具体的にすることで片付けたその先の暮らしを実現することができるようになります。改めて片付けの目的を洗い出してみましょう。
あなたが部屋を片付けたいと思ったきかっけは何ですか?
- 日々の掃除に時間がかかりすぎている
- 探し物ばかりしている
- ストックを無駄に買いすぎている
- 家族が家事を手伝ってくれない
日々の暮らしの中で、部屋が片付いていないことでイライラしたり、ストレスに感じることがあって、「片付けよう!」と思う方も多いかと思います。ストレスやお困りごとを具体的に洗い出して、それをどのような状態にしたいのかと考えると、片付けの目的が明確になります。
そうすると、やらされる片付けが「片付けたい!」に変わるので、片付けとの向き合い方も変わって前向きに片付けをとらえられるようになります。片付けの目的を明確にすると、片付けへ取り組むマインドが整い、継続して片付けに取り組み続けることができるようになります。
部屋を片付けてどんな暮らしをしたいですか?
部屋を片付けてどんな暮らしを送りたいのか具体的に考えてみましょう。
- 家事が最小限で終わるように、部屋を整えて勉強の時間を確保したい
- 洋服選びがスムーズになるクローゼットに整えたい
- ライフスタイルを整えたい
- いつでも人を呼べる部屋にしたい
今すぐには叶いそうになくても、理想の暮らしを思い描くことが大切です。どうせ無理……と思わずに、どんな暮らしをしたいのか、制限を外して、思いっきり理想の暮らしを思い描いてみてください。
3.片付けの目標設定
片付ける場所・期限を決めよう
片付けの目的が明確になったら、実際に片付ける場所・期限を決めましょう。実際に片付ける場所を決めたらリスト化して、「いつまでに片付ける!」と期限を決めたら、家族に宣言したり、チェックリスを見える場所に貼るなどして、片付けのモチベーションを維持できるようにしましょう。ここまでできれば、あとは手を動かして行動していくだけです!
片付けのゴール設定についてご紹介しました。何のために片付けるのか、目標を明確にして、理想の暮らしに向かって行動されてくださいね!