「セスキ炭酸ソーダ」実はNGな“使ってはいけない3つの場所”とは【知って得する掃除術】

家のこと

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2024.02.14

お掃除スペシャリスト(クリンネスト1級)の三木ちなです。油汚れに強い「セスキ炭酸ソーダ」ですが、じつは使ってはいけない場所もあります。ここでは、セスキ炭酸ソーダの「使ってはいけない場所」をご紹介します。

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畳出典:stock.adobe.com

セスキ炭酸ソーダは、大前提として「水濡れ厳禁」「水拭きできない場所やもの」には使えません。家の中で言うと、畳が代表的です。
セスキがしみ込むと、シミのように跡が残り、最悪の場合落ちません。そのほか、クロスなど水に弱い場所も使用NGです。

白木・無垢材

白木出典:stock.adobe.com

白木の家具や床は、セスキ炭酸ソーダがしみ込むと独特の風合いがなくなる恐れがあります。
畳と同じく、しみ込んだセスキが原因でシミや黒ずみが残ることも……。白木に限らず、天然素材を使用した家具や床は、セスキの強アルカリ成分で傷む場合がありますので、使用は避けた方が無難です。

フローリング

フローリング出典:stock.adobe.com

白木や無垢材以外のフローリングなら使えるのかと言えば、一部例外もあります。
セスキ炭酸ソーダは、重曹よりも洗浄力を持つ強アルカリ洗剤。たんぱく質を溶かす性質があるため、フローリングの特殊加工をはがしてしまう恐れもあるのです。
すべてのコーティングを溶かすわけではありませんが、変色やシミになる恐れも……。
フローリングのお手入れに使うのなら、中性のリビング用洗剤やマルチクリーナーがおすすめです。

セスキ炭酸ソーダの特性を知っておこう

セスキ出典:stock.adobe.com

このほか、アルミ製品や漆塗りなど、コーティングをはがす恐れのあるものもセスキ炭酸ソーダは不向きです。
セスキ炭酸ソーダは幅広い掃除に使えますが、強アルカリ性という特徴があるからこそ、使う場所には注意しなくてはなりません。不安なときは、目立たない場所でテストしてから使うと安心です。

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著者

三木ちな

三木ちな

クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級の資格を保有し、お掃除のプロとして掃除や収納の知識を発信する、子ども3人のママライター。時短家事スペシャリストを受講し、家事や仕事で忙しい人でも「簡単にできるお掃除方法」を得意とする。 また、節約生活スペシャリストとして、食費2万円台で暮らす節約術や、ふるさと納税、業務スーパーのお買い物術などみんなが知りたい情報をいちはやくキャッチしお伝えしています。 腸活アドバイザーの資格を活かし、節約術だけでなく、カラダにいい食費節約術も発信中。

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