リビングでどんな時間を過ごしたい?
まずはリビングでどんな時間を過ごしたいのか、改めてじっくり考えてみましょう。目標がはっきりしないと片付けのモチベーションを維持するのは難しいもの。ただ片付けるのではなく、リビングで具体的にどんな時間を過ごしたいのか? 家族にも聞いてみてください。
または、リビングがこんな状態になっているのは不快だな、モノが多くて落ち着かない空間は嫌だなといった不快な点を洗い出してみると、どんな時間を過ごしたいのかも明らかになってきます。
リビングで何してる?なぜ散らかるのか?
次に、具合的にリビングで自分自身、家族が何をして過ごしているかリストアップしてみましょう。具体的にリビングに置いておきたいモノが明確になります。
また、リビングを一度写真に撮ってみると、リビングの様子を客観的に見ることができ、リビングで何をしているのか、なぜ散らかるのか、浮き彫りになってきます。
リビングのモノをジャンルごとに分けていく
次に、具体的に手を動かして片付けの作業に入っていきます。まず、リビングにあるモノをジャンルごとにどんどん分けていきます。ジャンルごとに分けていきながら、同時進行でリビングに置いておきたモいノ、リビング以外の部屋に移動させるモノ、手放すモノに分けていきます。
モノを分けることで、何をどれだけの量持っているか把握できるので、ありすぎるモノに関しては今後もこれだけの量を持ち続ける必要があるのか、お気に入りのモノなのか、自分自身のモノの持ち方が見えてきます。
なんとなく……、もったいないから……という理由でモノを持つのではなく、しっかりとモノを持つ意味が明確なモノだけに厳選できたら、より理想のリビングに近づけます。
使うモノを使う場所に収納する
モノを分ける作業を終えたら、使うモノを使う場所に収納していきます。「リビングでくつろいでるときに手に取りやすい場所はどこ?」という視点で、モノの住所を決めていきましょう。
家族が共有して使うモノや使う頻度の高いモノから住所を決めていくと、使いやすい収納になります。家族が共有して使うモノは、引き出しなどをうまく活用して1か所に収納すると家族も片付けに協力してくれます。
忙しくて疲れていても戻せる収納に
片付けは使ったモノを元に戻す作業の繰り返し。特にリビングはゆっくりくつろぎ休む場所なので、忙しくて疲れていても戻せるよう、収納のハードルを下げましょう。ボックスに放り込むだけ、引き出しに入れるだけといったような、〇〇するだけ収納だと戻しやすくなります。
モノが多く集まりがちなリビングの片付け方をご紹介しました。家族がリラックスして過ごせる空間づくりの参考になりましたらうれしいです。