モノをアイテムごとに分ける
片付けを進めていく中で、どこから片付けたらいいか分からないという方は、まずはモノをアイテムごとに分けることからスタートしましょう。
アイテムごとに分けることで、それぞれのモノの量が明確になり、多く持ちすぎているアイテムが何なのかを認識することができます。モノの量を把握することが、片付けの第一歩です。モノの量を把握したうえで、自分にとって必要なモノなのか、自分軸でモノと向き合うことができます。
収納スペースに入る量しか持たない
食器棚の中に入る分だけしか食器を持たない、クローゼットに入る分だけしか洋服を持たない、というように収納スペースに入る量しか持たない、と決めるとモノを向き合う際に、より厳選できるようになります。数を決めたり、細かいルールを決めて実行するのは苦手……という方におすすめの方法です。
時間軸で区切る
クローゼットのポールに掛けてあるハンガー収納に、洗濯した洋服を戻す際に、ポールの右側から戻すようにすると、着ていない洋服が自然と、左側に寄って行くことになります。数か月たった後に、左側に寄せられっぱなしになっている洋服は、用途がないということになります。本棚や引き出しの中の収納でも、時間軸で区切る方法は有効です。
収納ケースや家具ごと手放す
そもそも、収納スペースがあるとそこに何か収納したくなるもの。収納スペースごと手放すことで、いつか使うかもしれない、手放すのはもったいない……といった理由で手放せずにいるモノを、思い切って手放すことができるようになります。
収納スペースの中に収めているモノは、そもそも必要なモノなのか、大切なモノなのか? 改めてしっかりと向き合ってみましょう。
なくても困らないという体験をする
いつか使うかもしれない、手放すのはもったいないと思うと、なかなかモノを手放せないという方は、そのモノを手放すことで、いつか困ってしまうかもしれないという不安があるから、手放せないということがほとんどです。
仮にそのモノを実際に手放す行動まではいかなくても、ゴミ袋に入れた状態で部屋の中に置くなどして、仮に手放した状況を体験してみましょう。その状況から月日が流れても、とくに困ることがなかったという体験をすることで、不安はなくなり、思い切って手放すことができるようになります。
モノを減らす具体的な5つの方法をご紹介しました。2023年も残り100日を切りました。スッキリしたシンプルな暮らしを送りたいという方の、参考になりましたら嬉しいです。