服についた“シミ”がかえって広がる「やってはいけないNG行動3つ」

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 服についた“シミ”がかえって広がる「やってはいけないNG行動3つ」

2024.03.02

お掃除スペシャリスト(クリンネスト1級)の三木ちなです。出かけ先で服に食べ物や飲み物をこぼしたとき、「シミになる!」と焦って無理に落とすのはNG。かえって逆効果になる場合があります。ここでは、かえってシミが酷くなる「やってはいけない応急処置」をご紹介します。

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こすり落とす

汚れをこすり落とす

服に付いた汚れに一番やってはいけないのが、無理やりこすり落とす行為。
汚れが落ちるどころか広がってしまい、小さな汚れも大きな汚れになる恐れがあります。
ゴシゴシこするなんて、もってのほか。繊維に汚れが入り、かえって落ちづらくなるため避けましょう。

おしぼりで拭く

おしぼり出典:stock.adobe.com

飲食店での食事中に汚してしまったときは、手元にあるおしぼりで落としたくなるでしょう。
しかし、これも場合によってはNGです。飲食店で使用しているおしぼりには、塩素系漂白剤で殺菌処理しているものもあります。
塩素系漂白剤が含まれているおしぼりで拭き取ると、衣類の色が抜けたり変色したりする場合があるため気をつけてください。

シミを強くたたく

汚れを強くたたく

シミのただしい応急処置は、「汚れの外側からやさしく押さえる」が適切です。
そのため、力を込めて強くたたくのは間違い。繊維に入り込んで汚れが濃くなりますし、汚れを真ん中からたたくとシミが広がりかねません。

汚れを放置するのは一番NG

シミの応急処置には少しコツがいりますが、一番NGなのは「放置すること」。
目立つ汚れはティッシュなどで取り除き、少し湿らせた布やティッシュに汚れを移すイメージでやさしく押さえるようにするとシミが薄くなります。
シミがついた服はただしい処置をして、帰宅後は早めの洗濯を心がけましょう。
 

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著者

三木ちな

三木ちな

クリンネスト1級の資格を保有し、お掃除のプロとして掃除の知識と技術を発信する、子ども3人のママライター。時短家事スペシャリストを受講し、家事や仕事で忙しい人でも「簡単にできるお掃除方法」を得意とする。 また、節約生活スペシャリストとして、食費2万円台で暮らす節約術や、ふるさと納税、業務スーパーのお買い物術などみんなが知りたい情報をいちはやくキャッチしお伝えしています。 腸活アドバイザーの資格を活かし、節約術だけでなく、カラダにいい食費節約術も発信中。

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