穴が黒くなるのは「酸化」によるもの
れんこんの穴が黒い原因は、酸化による変色が大多数です。
もちろん土で汚れる場合もありますが、れんこんは節から節まではすき間がないため、構造的に言えば土が入り込むことはありません。
収穫の途中でれんこんが折れてしまったり、洗浄するときに泥が入り込んでしまったりするケースを除き、ほとんどは収穫後に穴が空気に触れて酸化することで黒や茶色に変色します。
変色にはレモンが効く!
れんこんが黒く変色する原因は、ポリフェノールの一種が空気に触れて酸化するために起こるもの。
このポリフェノールはphが低くなると活性が低下しますので、レモン汁(酸)につけることで変色を戻せる場合があります。
酸と結びつけばいいので、レモン汁ではなく酢でもOKです。
れんこんのただしい洗い方
穴の中を洗浄すると言っても、面倒な作業は行いません。今回ご紹介する方法は、ほったらかしできれいになります。
手順1.ボウルに水をたっぷり注ぎ、レモン汁をひとまわし分入れます。
ボウルはれんこん全体がつかるサイズのものを用意しましょう。
手順2.レモン水にれんこんを入れて、約30分放置します。
手順3.れんこんを水できれいに洗ったら終了!
れんこんの穴をきれいにする手順は、たったこれだけです。
手間がかからない方法ですが、穴の中の黒ずみはきれいすっきりなくなりますよ! つけ置き後にしっかり洗い流すので、レモンの酸味も気になりません。
真っ白なれんこんだと、料理も映えて食欲がわきますよ。ぜひ試してみてください。