素材が傷んで劣化する恐れも…。「オキシクリーン」で失敗する“4つの原因”

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 素材が傷んで劣化する恐れも…。「オキシクリーン」で失敗する“4つの原因”

2024.04.02

お掃除スペシャリスト(クリンネスト)1級の三木ちなです。漂白・消臭・除菌が一度に叶うオキシクリーンですが、使い方によってはリスクもつきもの。ここでは、「オキシクリーンの失敗でよくある原因」についてご紹介します。

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素材が使用NG

素材出典:stock.adobe.com

オキシクリーンでつけ置きする「通称:オキシづけ」の失敗は、素材NGで失敗することが多いです。
アルミや一部の金属、ウールにシルクなど、使えない素材は意外と多くあります。
特に洋服や靴は要注意。金具がついていたり革素材だったりすると、素材が傷んで劣化する恐れがあります。
オキシづけをするときは全体をくまなくチェックして、使えない素材はないか確認しましょう。

濃度が高すぎる

バケツとオキシクリーン

オキシクリーンはお湯に溶かして使うのが基本ですが、分量も注意が必要です。
オキシ溶液が濃すぎると、洗浄力とともに刺激も強くなるため、素材が傷む恐れがあります。
コーティングの剥がれや変色につながる場合もありますので、適量にとどめてください。

つけおき時間が長い

つけ置き出典:stock.adobe.com

オキシクリーンはつけ置きすることで汚れが落ちやすくなりますが、長時間はNGです。
つけ置き時間の目安は、最大6時間ほど。これ以上長くつけ置いても、洗浄力は変わりません。
衣類や靴は、長時間のオキシづけで生乾きのイヤな臭いが発生するため、つけ置きしすぎにはご注意を。

お湯の温度が低すぎる

温度出典:stock.adobe.com

オキシクリーンは40~60℃のお湯で溶かすと、高い洗浄力を発揮します。
温度が低すぎるとうまく溶けきらないため、洗った後にオキシクリーンが残る場合も……。
洗剤残りがあると、黄ばみや肌荒れの原因につながりますので、必ず適温のお湯を用意しましょう。

適切な使い方で失敗を防ごう

オキシクリーンは家中の汚れを落とせる万能な酸素系漂白剤ですが、注意点もあります。
ただしい使い方や避けるべき素材を知って、暮らしの掃除に役立ててください。

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著者

三木ちな

三木ちな

クリンネスト1級の資格を保有し、お掃除のプロとして掃除の知識と技術を発信する、子ども3人のママライター。時短家事スペシャリストを受講し、家事や仕事で忙しい人でも「簡単にできるお掃除方法」を得意とする。 また、節約生活スペシャリストとして、食費2万円台で暮らす節約術や、ふるさと納税、業務スーパーのお買い物術などみんなが知りたい情報をいちはやくキャッチしお伝えしています。 腸活アドバイザーの資格を活かし、節約術だけでなく、カラダにいい食費節約術も発信中。

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