素材が使用NG
オキシクリーンでつけ置きする「通称:オキシづけ」の失敗は、素材NGで失敗することが多いです。
アルミや一部の金属、ウールにシルクなど、使えない素材は意外と多くあります。
特に洋服や靴は要注意。金具がついていたり革素材だったりすると、素材が傷んで劣化する恐れがあります。
オキシづけをするときは全体をくまなくチェックして、使えない素材はないか確認しましょう。
濃度が高すぎる
オキシクリーンはお湯に溶かして使うのが基本ですが、分量も注意が必要です。
オキシ溶液が濃すぎると、洗浄力とともに刺激も強くなるため、素材が傷む恐れがあります。
コーティングの剥がれや変色につながる場合もありますので、適量にとどめてください。
つけおき時間が長い
オキシクリーンはつけ置きすることで汚れが落ちやすくなりますが、長時間はNGです。
つけ置き時間の目安は、最大6時間ほど。これ以上長くつけ置いても、洗浄力は変わりません。
衣類や靴は、長時間のオキシづけで生乾きのイヤな臭いが発生するため、つけ置きしすぎにはご注意を。
お湯の温度が低すぎる
オキシクリーンは40~60℃のお湯で溶かすと、高い洗浄力を発揮します。
温度が低すぎるとうまく溶けきらないため、洗った後にオキシクリーンが残る場合も……。
洗剤残りがあると、黄ばみや肌荒れの原因につながりますので、必ず適温のお湯を用意しましょう。
適切な使い方で失敗を防ごう
オキシクリーンは家中の汚れを落とせる万能な酸素系漂白剤ですが、注意点もあります。
ただしい使い方や避けるべき素材を知って、暮らしの掃除に役立ててください。