「揚げ油」何回まで使える?廃棄する“4つの目安”【知っておきたい料理の知恵】

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 「揚げ油」何回まで使える?廃棄する“4つの目安”【知っておきたい料理の知恵】

2024.04.27

一度使った揚げ油、すぐに捨ててしまうのはもったいないですよね。でも、古すぎる油を使うのも考えもの。そこで今回は、意外と知らない「揚げ油を廃棄する目安」についてご紹介します。

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油は3~4回でとり替えを

一度使った油は、元のきれいな状態には戻りません。世の中にはライフハックがありますが、疲れた油を回復させることはできないんです。
そのため、油の使用回数は3~4回が基本。酸化がすすんだ油を使うと、おいしさが半減するだけでなく、胃もたれや食中毒などを引き起こす恐れがあります。

揚げ油を廃棄する目安

https://www.photo-ac.com/main/detail/29032184&title=%E3%83%96%E3%82%AF%E3%83%96%E3%82%AF%E3%81%AB%E3%81%AA%E3%81%A3%E3%81%9F%E6%B2%B9出典:

食材や料理によって汚れ具合が異なるため、使用回数3~4回はあくまでも目安です。

唐揚げなど粉を使う揚げものや、魚は油が汚れやすく、1回でも劣化します。処分するべきか迷ったときは、「色・粘度・におい・泡」で判断しましょう。

色が濃い

もともとの油は透明ですが、酸化がすすむと茶色に変化します。色が濃いほど、油が疲れているサインです。

粘度が強い

揚げ物を終えた後、油が冷えたときに粘り気がある場合も廃棄の目安です。

においがきつい

油を繰り返し使うと、なんともいえないイヤなにおいがします。
加熱して油の温度があがったときに、オイルくささがする場合は新しい油に替えましょう。

泡が消えない

加熱中に泡が消えない場合は、油が疲れている証拠です。そのまま使い続けると、食材が見えないほどに泡が増えます。

油は鮮度が命!使いまわしはほどほどに

油料理出典:stock.adobe.com

疲れた油を使い続けると、健康被害や味が落ちるなどのリスクがあります。
使用回数はもちろん、色・粘度・におい・泡の出具合などで「廃棄するタイミング」を見極めて、フレッシュな油で揚げ物を楽しみましょう。

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著者

三木ちな

三木ちな

クリンネスト1級の資格を保有し、お掃除のプロとして掃除の知識と技術を発信する、子ども3人のママライター。時短家事スペシャリストを受講し、家事や仕事で忙しい人でも「簡単にできるお掃除方法」を得意とする。 また、節約生活スペシャリストとして、食費2万円台で暮らす節約術や、ふるさと納税、業務スーパーのお買い物術などみんなが知りたい情報をいちはやくキャッチしお伝えしています。 腸活アドバイザーの資格を活かし、節約術だけでなく、カラダにいい食費節約術も発信中。

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