教えてくれたのは……管理栄養士・関口絢子さん
料理研究家・管理栄養士・インナービューティスペシャリスト。「健康な体と豊かな心を育む食卓」をテーマに、季節の体の変化や旬の食べ物にフォーカスした食の知恵をお届けします。YouTubeでも体に優しいレシピや知識を発信。
おやつ感覚で食べれる一品
今回は、アク抜き不要「揚げないごぼうの唐揚げ」をご紹介します。スナック感覚で止まらなくなるのでご注意です。切って混ぜてフライパンで焼くだけなので、とても簡単に作れる一品です。腸内環境を整えるレシピとしておやつ感覚で楽しんでください。
酢
ごぼうはもともと糖化を防ぐ野菜ですが、さらに酢を加えることで調理による糖化も防ぐことができます。揚げ物が気になる方は、糖化予防に役立ちますので酢を下味になじませるという方法を試してみてください。
「揚げないごぼうの唐揚げ」の作り方
材料
- ごぼう……1本(160g)
- かたくり粉……大さじ2
- しょうゆ……大さじ2
- 酢……小さじ1
- おろしにんにく……小さじ1
- おろししょうが……小さじ1
- 米油(好みの油でOK)……適宜
作り方
1.今回ごぼうの皮をむかないでなるべく残して使いたいので、丁寧にごぼうを洗ってください。黒っぽくて気になるところは、包丁の背などでこするような感じで取り除くのがおすすめです。
2.ごぼうの両端を切り落として、回し切りをします。
※切り方はいろいろ好みで試してみてください。
3.ごぼうが変色しますが、色は気にせずに使っていきます。ボウルにごぼう、しょうゆ、酢、おろししょうが、おろしにんにくを入れて、混ぜ合わせます。下味をつけて、なじませておきます。
4.フライパンを中火にかけて、米油をひきます。漬け汁をそのまま使うと衣がベタっとしますので、かたくり粉をバットに入れ、かたくり粉をごぼうにまぶしながらフライパンに入れていくとサクッとしあがります。
※油の量は炒め物をするような感じで、油を少し多めにひきます。かたくり粉は全部まんべんなくつけなくてもOKです。
5.炒めるような感じでたまにフライパンをゆります。箸で炒めてしまうと衣に傷がついてしまいますので、ゆする程度でOKです。
※ほとんど油はないような状態で、からいりみたいな状態になっています。この状態でごぼうにちょうどよく火が通るまで炒めていきます。
6.皿に盛りつけてできあがりです。
今回は、「揚げないごぼうの唐揚げ」をご紹介しました。ごぼうの唐揚げのまわりはカリカリとしていて、中はしっかりごぼうの食感が残っています。ぜひ、作ってみてください。
※こちらの記事は元動画の提供者さまより許可を得て作成しております。