オキシクリーンのやってはいけない使い方
NGその1.熱湯でまぜる
粉末のオキシクリーンは、溶かして使うと酵素の泡がたっぷり出て、汚れをより落としやすくしてくれます。
ただし、熱湯はNG。化学反応が早まり、酸素が一気に放出されて洗浄効果が半減してしまうからです。
オキシクリーンは、40~60℃のお湯で溶かすことを推奨していますので、熱湯と混ぜるのは避けましょう。
NGその2.密閉した容器に入れる
オキシクリーンとお湯を混ぜあわせた「オキシ溶液」は、化学反応で酸素の泡が発生します。
この泡で頑固な汚れを落とすしくみなのですが、密閉容器に入れると容器は破裂する恐れがあるため危険です。
オキシ溶液をつくる場合はボウルなどを使い、密閉しないよう注意してください。
ちなみに、粉状のオキシクリーンも密閉容器への移し替えはNGです。
NGその3.オキシ溶液をつくり置きする
オキシ溶液は家中の掃除に使えて便利ですが、つくり置きはできません。
オキシクリーンとお湯が合わさって発生する酸素の泡は、約6時間が限度です。それ以上経過すると、酸素の力がなくなるとともに洗浄効果も落ちます。
つくり置きをしても本来の洗浄効果を発揮できませんので、使うたびに必要なぶんをつくりましょう。
オキシクリーンを賢くただしく使おう
オキシクリーンは化学反応で汚れが落ちるクリーナーだからこそ、気をつけるべきことがいくつかあります。
使い方を間違うと、洗浄力が落ちて掃除効率が悪くなるだけでなく、危険をともなう場合も。
ただしい使い方、避けるべきことを確認して、オキシクリーンを家中の掃除に活用しましょう。