「温水洗浄便座」の故障につながる恐れも。“トイレ掃除でやってはいけない3つのこと”

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2024.02.13

お掃除スペシャリスト(クリンネスト1級)の三木ちなです。こまめな掃除が必要なトイレですが、中には避けた方がいい掃除方法も……。ここでは、温水洗浄便座の故障につながる「やってはいけないトイレ掃除」をご紹介します。

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研磨材でこする

研磨剤出典:stock.adobe.com

トイレの温水洗浄便座は、多くの製品がプラスチックでできています。
そのため、プラスチックを傷つけてしまう研磨材入りの洗剤やメラミンスポンジは使用NGです。
便座裏の黄ばみが酷いと、研磨剤の力を頼りたくなりますが、傷つきの原因になりますので絶対に避けましょう。
頑固な黄ばみや尿はね汚れは、クエン酸で浮かすと落ちやすいです。

乾いた布で拭き掃除する

トイレ出典:stock.adobe.com

温水洗浄便座は、見た目以上に傷つきやすく、扱いには注意が必要です。乾いたタオルでこすると、摩擦によって傷がつく恐れがあります。


盲点なのがトイレットペーパー。使った後は水に流せて便利なのですが、乾いたトイレットペーパーの使用も傷の原因となりますので避けましょう。
便座の掃除には、市販のトイレ専用シートや、やわらかい布の使用が無難です。トイレットペーパーとトイレ

洗剤で長時間浸けおきする


トイレ専用も洗剤であっても、使い方には要注意。長い時間洗剤を放置すると、洗剤に含まれる成分が空気中に気化し、温水洗浄便座が不具合を起こす恐れがあります。
最悪の場合、発煙・発火する可能性も。金属部の劣化や腐食の原因にもなりかねません。
こまめにお手入れしていれば、漬けおき掃除に頼らなくても汚れは落ちます。洗剤を使うときは放置せず、できるだけ短時間で終わるよう心がけましょう。洗剤をかけた便器

ただしい掃除でトイレを大切に

便座出典:stock.adobe.com

こまめな手入れが必要なトイレだからこそ、間違った方法で掃除を続けるリスクは大きくなります。
ただしい方法で掃除をして、清潔・安全にトイレを使い続けましょう。

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著者

三木ちな

三木ちな

クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級の資格を保有し、お掃除のプロとして掃除や収納の知識を発信する、子ども3人のママライター。時短家事スペシャリストを受講し、家事や仕事で忙しい人でも「簡単にできるお掃除方法」を得意とする。 また、節約生活スペシャリストとして、食費2万円台で暮らす節約術や、ふるさと納税、業務スーパーのお買い物術などみんなが知りたい情報をいちはやくキャッチしお伝えしています。 腸活アドバイザーの資格を活かし、節約術だけでなく、カラダにいい食費節約術も発信中。

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