寝室は要注意!窓まわりに「カビ」が発生しやすい部屋“2つの特徴”【知って得する掃除術】

家のこと

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2024.06.10

気づかない間にカビが発生しやすい、窓のサッシ部分。お掃除のプロ、家事代行マッチングサービス「タスカジ」のmachamachaさんによると、サッシにカビが発生する部屋には共通点があるとのこと。どのような特徴があるのかを知っておくと、窓まわりをキレイに保つことができます。今回は、掃除方法と併せて予防策も教えていただきました。

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教えてくれたのは……タスカジのmachamachaさん

machamachaさん

家事代行マッチングサービス「タスカジ」ハウスキーパー。家事歴37年。
整理収納や掃除を通して、居心地のいい空間づくり、暮らしやすくするためのお手伝いを実践。100円グッズをはじめとした家事アイテムにも詳しく、より時短で楽に片付けや掃除ができる方法を提案するほか、テレビ・雑誌・WEBなど各種メディアでも生活に役立つ家事ワザを多数紹介している。北欧式整理収納プランナー。

サッシにカビが発生しやすい部屋「2つの特徴」

窓・サッシまわりにカビが生じる原因は、主に2つあります。
1つ目は「湿気や結露」。そして2つ目は「ホコリやゴミなどの汚れ」です。意外と知られていないかもしれませんが、カビは水気だけでなく、ホコリやゴミなどの汚れもエサにして繁殖します。

寝室のサッシが最もカビが発生しやすい出典:www.photo-ac.com

そのため、サッシにカビが発生しやすい場所は「寝室」なんです!
ベッドの下など、日常的なお掃除が行き届きにくい場所は、カビにとって好都合。ベッドのすぐ近くに窓がある場合は、サッシにカビが発生している可能性大ですよ。

サッシのカビを取る方法

カビを取るためには、スプレータイプの「カビ取り剤」を使います。
今回は、カビ予防にも効果的な掃除方法をご紹介します。簡単にできるので、定期的におこなってくださいね。

用意するもの

  • スプレータイプのカビ取り剤
  • キッチンペーパー(液だれ防止用とパックする用)
  • クロス(水拭き用と乾拭き用)
  • ゴム手袋、保護メガネ、マスクなど
  • アルコールスプレー

注意点

  • 塩素系のカビ取り剤を使用する際は、酸性の洗剤と混ざると有毒ガスなどが出て危険です。塩素系洗剤と酸性洗剤は、同時に使用しないように注意してください。
  • 必ず換気しながら、おこなってください。
  • 身体に付着しないように、ゴム手袋、保護メガネ、マスクなどを着用しておこなってください。

掃除方法

1.液だれ防止のため、サッシのまわりにキッチンペーパーなどを敷きます。

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2.カビが気になる部分に、カビ取り剤を吹きかけます。古歯ブラシなどでカビの部分に洗剤をなじませます。

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3.キッチンペーパーをかぶせてパックし、数分おきます。キッチンペーパーはあらかじめ細長く切っておくと使いやすいですよ。

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4.キッチンペーパーなどでカビ取り剤を拭き取ります。指が入りづらい部分には、割り箸を使うとホコリもしっかり取れますよ。
拭き取り後のキッチンペーパーは、他への付着を防ぐためにも、すぐにビニール袋などに入れてください。

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クロスで水拭きした後に、乾いたクロスで十分に乾拭きをして、乾燥させます。

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5.仕上げにアルコールスプレーを吹きかけて拭き取ると、カビの発生予防ができますよ。

ココもチェックを忘れずに!

レースカーテンにもカビが発生しやすい出典:www.photo-ac.com

サッシまわり以外に確認していただきたいのが、カーテンです。とくに、窓側にかかっているレースカーテンは、下部に黒い斑点のようなカビ汚れが付着していることがあります。発見した場合は、カーテンの洗濯も一緒におこなうと◎です。

カビ予防のポイントは「水気」と「汚れ」を溜めないこと

カビ予防のためには、換気をする、こまめに拭き取る、結露対策のグッズを使うなどして、サッシの部分に水気を溜めないようにすることが大切です。
お掃除しにくい場所にもホコリやゴミが溜まらないように、気づいた時にはサッとホコリを取っておくと後がラクですよ!

取材協力:タスカジ

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著者

shukana

shukana

小学生、幼稚園児の男の子のママ。出産前まで紳士服業界に携わり、TES(繊維製品品質管理士)の資格を取得。 暮らしをより楽しく、よりラクに過ごすための方法を日々模索中です。

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