暮らしの中でのストレスや困っていることがないか家族と話し合おう
普段の暮らしでは家族もそれぞれに忙しく、片付けに関することを話題にする時間はなかなか取れないもの。家族がそろっていて時間がある連休は、まず普段の暮らしの中でストレスに感じていることや、困っていることがないか話し合ってみましょう。
家族がストレスに感じていることや困っていることを話し合って、家の中を片付けることで改善、解決できそうな場所の片付けを目標にすると、家族みんなで取り組むことができます。
片付ける場所の優先順位を決めよう
暮らしの中でのストレスや困っていることを家族で話し合ったら、どの場所を片付けたら、ストレスがなくなるか、困りごとを解決できるのか考えて、片付けの優先順位を決めていきましょう。片付けに取り組める人数が多い連休なので、時間がかかりそうな場所や家具の移動などを伴う片付けを優先的に取り組むのもおすすめです。
片付けの手順
STEP1 必要なモノと不要なモノに分けよう
まずは、片付けるモノをいったん場所別に全部出して、必要なモノと不要なモノに分けていきましょう。いったん全部出しをすることで何をどれだけの量持っているか、しっかりと把握することができます。モノと向き合う際のポイントは、大切なモノを選ぶという視点。いらないモノを探すのではなく、必要なモノ、大切なモノを選ぶ視点でモノを分けてください。
自分にとって何が大切なのか、どんなモノを大切にしたいのか、ご自身の価値観と改めて向き合いながら、「これからの暮らしを今よりもっと豊かなものにしていくぞ!」と、楽しみながらモノと向き合ってくださいね。
STEP2 使う頻度でモノを分けよう
必要なモノと不要なモノに分けたら、必要なモノを使う頻度別に分けていきます。
- 毎日使っているモノ
- たまに使っているモノ
- 月に1回使っているモノ
- 1年に1回使っているモノ
使う頻度別に分けることで、モノの出し入れをする際の動きがスムーズになります。
STEP3 毎日使うモノを使いやすい場所に収納しよう
使う頻度別にモノを分けたら、毎日使うモノを使いやすい場所に収納していきます。モノの出し入れをしやすい高さは、腰の高さ→高い場所→低い場所の順になるので、毎日使うモノを腰の高さの引き出しなどに収納していきます。
使う頻度の高いモノから収納スペースに収めていく中で、モノが収納スペースに収まらない場合は、改めてモノと向き合いましょう。収納スペースに収まらないモノの量があれば、片付けは難しくなります。あふれるモノと改めて向き合う必要があります。
家族のモノの要不要はジャッジしない
家族で片付けに取り組む際に気を付けてほしいのが、家族のモノの要不要をジャッジしないこと。つい、「そんなのもう使わないでしょ?」「もう捨てていいよね?」と、家族のモノに対して厳しめにジャッジしてしまいがち。せっかく気持ちよく片付けに取り組んでいても、ジャッジが入ることで片付けのモチベーションは下がってしまいます。
モノの要不要のジャッジが、家族の価値観を否定することになるのは絶対に避けてください。家族で取り組む片付けが、お互いの価値観を再確認する作業になるよう、楽しく片付けに取り組んでください。
家族がそろっていて、時間に余裕のある連休は片付けの絶好のチャンスです。みんなで楽しく片付けに取り組むことで、より家族の絆が深まること間違いなしです。是非有意義な片付け時間をお過ごしください。