開封後そのまま保存はNG。使いかけの「乾物」の“ただしい保存方法“

料理・グルメ

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2024.05.11

長期保存できて価格もお手頃、節約にもってこいの食材「乾物」。食材を乾燥させているぶん、長持ちしそうなイメージがありますが、じつは保存の仕方にはコツがあります。ここでは、使いかけの乾物の「ただしい保存方法」をご紹介します。

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乾物の弱点は「湿気」

乾物は水分を抜いているため、傷みにくいと思われがち。もちろん、未開封の状態であれば常温で長期間保存できます。
しかし、開封済みとなれば話は別。保存性が高い長所がある一方で、湿気を吸い込みやすい弱点もあるのです。
そのため、開封後の乾物を常温保存するのはNG。湿度が高い環境におくと、風味や栄養価が落ちる場合があります。

乾物をただしく保存するには?

開封して余った乾物の、ただしい保存方法もお伝えします。

密閉容器・食品保存用袋に入れる

乾物を密閉容器に入れる

使いかけの乾物は、空気に触れないよう密閉して保存しましょう。容器でも袋でもかまいません。

乾燥材と一緒に保存する

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食品用の乾燥材を入れて、湿気をから守るのもひとつです。購入した乾物にもともと乾燥剤が入っている場合は、捨てずに使いましょう。

冷暗所で保存する

戸棚で保存

開封後の乾物は、基本的に冷暗所で保存します。
冷暗所とは、湿度が溜まりにくく温度変化が少ない場所のこと。キッチンの戸棚などが該当しますが、季節や家のつくりによっては湿気がこもりやすい場合もあるため、注意が必要です。
冷暗所として適切な場所がないときは、「冷蔵庫」で保管するのもひとつ。冷蔵庫内は湿度だけでなく温度も低いので、低温劣化しないよう密閉容器や袋に入れましょう。

梅雨は乾物が傷みやすい

湿度が上がる梅雨の季節が近づいています。乾物が苦手とする高温多湿の時期に備えて、ただしい保管場所・保管方法を知っておきましょう。

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著者

三木ちな

三木ちな

クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級の資格を保有し、お掃除のプロとして掃除や収納の知識を発信する、子ども3人のママライター。時短家事スペシャリストを受講し、家事や仕事で忙しい人でも「簡単にできるお掃除方法」を得意とする。 また、節約生活スペシャリストとして、食費2万円台で暮らす節約術や、ふるさと納税、業務スーパーのお買い物術などみんなが知りたい情報をいちはやくキャッチしお伝えしています。 腸活アドバイザーの資格を活かし、節約術だけでなく、カラダにいい食費節約術も発信中。

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