教えてくれたのは……日本サニパック株式会社さん
日本サニパック株式会社の創業は1970年。業界では数少ない自社工場による一貫した生産体制を構築。インドネシアのバタム島に工場をもち、日本品質の徹底した管理のもと、高品質な製品を安定的に供給している。ポリ袋・ゴミ袋の開発メーカーとして、用途や利用シーンから最適な商品を選べるよう、常に消費者の視点に立ったものづくりを行っている。
【ゴミ袋】からコンパクトで便利な「ポンチョ」を作る方法
大気の状態が安定せず、突然の大雨に見舞われることも多くなった昨今。
いつも折りたたみ傘を持っていれば安心ですが、バッグが小さくて入らなかったり、逆に荷物が多くて傘を置いてきたときに限って雨に降られることもありますよね。
今回は、急な雨や災害時の寒さ対策に使える、ポケットサイズの「ポンチョ(雨合羽)」を【ゴミ袋】から作る方法を教えていただきます。
ゴミ袋ポンチョ(雨合羽)の作り方3ステップ
イラストを参考に、実際に作ってみました。
1.ゴミ袋をカットする
【材料と道具】
・ゴミ袋……45リットルのもの1枚(小さな子ども用なら30リットルのゴミ袋でも可)
・ハサミ
※必要に応じて
・30cm定規
・油性ペン
ゴミ袋を、底の面が左側にくるように置きます。
そして、写真の「赤い線の部分」にハサミを入れます。
まず、左の辺の中心よりやや上に、20cmほどの切り込みを入れます。
その上約5cmのところにも同じくらいの長さの切り込みを入れ、下の辺から5cm上のところから長方形になるように切り取ります。
細い短冊状になった部分の2ヵ所は、左の底の部分を切り離します。
実際にカットしたら、このようになりました。
最後に、手前の辺を切り開いたら広げます。
2.上下の紐を2ヵ所で結ぶ
ゴミ袋をカットしたら広げて、三角に尖っている部分を頭に乗せるようにかぶります。
そして、上部にある両サイドの紐を首もとでキュッと結びます。
次に、下にある両サイドの紐を胸の下で結びます。
3.完成です!
ゴミ袋に数か所ハサミを入れただけで、体にフィットするポンチョが完成しました!
材料はゴミ袋1枚だけで、とても簡単でした。
ポケットサイズで持ち運びに便利!
実際に試してみた結果、一般的な長方形のゴミ袋から、上半身をしっかり覆ってくれるポンチョを作ることができました。
こちらのポンチョは雨合羽として使えるだけでなく、災害時にも有効なのだそう。
体が雨で濡れると体力が奪われてしまうため、緊急時にはポンチョを着ることで雨水から身を守ることが重要なんですね。
また、服と上着の間にこのポンチョを着ることで、寒さの軽減に役立てることもできます。
そして、こちらのポンチョの最大のおすすめポイントは、とにかく薄くて軽くてコンパクトなこと!
小さくたためばポケットサイズになるので、ぜひひとつ作っていざというときのために携帯してくださいね。