梅雨の湿った環境でできてしまうレースカーテンの黒カビ汚れ
お掃除スペシャリスト(クリンネスト1級)のaidogです。
レースカーテンを見ると黒っぽい汚れはついていませんか?
実はこれ、梅雨による湿った環境でできてしまった黒カビ汚れなんです。
「黒カビ汚れって落ちるの?」「カーテンを洗うのって大変そう……。」
そんな悩みをお持ちではないですか?
でも、大丈夫です。
つけておくだけで汚れも臭いも取れるかんたんな方法があるんです。
今回は、”レースカーテンにできてしまった黒カビ汚れを落とす洗濯術”をご紹介します。
オキシクリーンとは?
今回使うものは、SNSなどで話題のオキシクリーンです。
洗濯から掃除までマルチに使える酸素系漂白剤です。
オキシクリーンはお湯に溶かすことで、酸素の泡が発生します。
この泡が頑固なシミや汚れを落としてくれます。
また消臭効果もあるので、部屋の臭いを吸着したカーテンもスッキリ落としてくれますよ。
黒カビ汚れを落とす洗濯術
今回使用するオキシクリーンは、コストコなどで売られている”アメリカ版オキシクリーン”です。
アメリカ版オキシクリーンは、お湯に溶かすことでモコモコな泡を発泡し、爽やかな香りがほんのり感じる洗剤です。
ドラッグストアなどで売られている日本版オキシクリーンを使用しても、同等な洗浄効果を発揮します。
お好みのオキシクリーンで試してみてくださいね。
手順1 レースカーテンを取り外す
レースカーテンを取り外します。
取り外したレースカーテンを見ると、なんとなく全体が薄汚れており、下の方は斑点もようの黒カビがちらほら……。
わが家では、カーテンフックはプラスチック製のものを使用しています。
プラスチック系であれば、そのまま一緒に洗うことが可能です。
フックの部分を写真のように2~3度折り返します。
こうすれば、ひとつひとつ取り外す手間もなく一緒に洗うことができますよ。
カーテンの端から蛇腹(ジャバラ)に折りたたみます。
※山折りと谷折りを交互に折る
まとめたところを、ヘアゴムなどで固定します。
全体をたたんでまとめます。
手順2 オキシクリーンでつけ置きをする
カーテンレースをつけ置きできるバケツなどの容器を用意します。
ない場合は洗面台ボウルでも代用可能で、私は洗面台ボウルを使用しました。
40~60度のお湯を8リットルためます。
そこへオキシクリーン付属スプーンのライン4(スプーン1杯分)を溶かします。
日本版オキシクリーンをお使いの方は、付属スプーン2杯分が目安です。
溶け残りがあると効果が出づらいので、しっかり溶かしてくださいね。
レースカーテンをつけます。
このまま2~3時間つけ置きをします(オキシ漬け)。
手順3 洗濯機で脱水1分
つけ置き後のお湯をみてびっくり!
こんなに真っ黒……。
レースカーテンの方は、白さを取り戻したように感じます。
汚れたお湯を流し、軽く濯ぎます。
洗濯ネットに入れ、洗濯機で洗います。
柔軟剤を入れると、静電気を抑えほこりを予防できるのでおすすめです。
また、脱水は1分と短くすることで、レースカーテンにしわがつきにくくなりますよ。
手順4 カーテンレールへ戻す
洗濯が終わったら、半乾きのままカーテンレールへ戻します。
窓を開けておけば、自然と乾きますよ。
オキシクリーンを使えば、汚れと臭いを一掃できる
梅雨の湿った季節や、冬の窓の結露によってできるカビ汚れ。
レースカーテンはカビ汚れが付着しやすい場所です。
また、家に入るとその家特有の臭いってありませんか?
実はその発生場所は、お家にある大型布製品が主な原因です。
カーテンはもちろん、寝具やソファーカバーなど、お家にある大型の布製品は臭いを吸着しやすく、その家特有の臭いが発生しやすくなります。
”黒カビ汚れや臭いを一掃できるオキシクリーンを使った掃除ワザ”、ぜひ試してみてくださいね!