魚を調理した際の生臭いニオイが気になる!簡単にできる生ゴミの「ニオイ対策」

家のこと

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2024.06.05

健康のために、魚の栄養は定期的に体に摂り入れたいもの。しかし魚の調理中に出る生ゴミの処理を考えると、魚料理を面倒に感じてしまうことはありませんか? 特に、ゴミの日まで日にちがあるときは、ニオイの問題に頭を悩ませてしまいますよね。そこで今回は、ポリ袋・ゴミ袋の開発メーカーである「日本サニパック株式会社」さんに、"簡単にできる【魚の生ゴミ】のニオイ対策”について教えていただきます。

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教えてくれたのは……日本サニパック株式会社さん

日本サニパック株式会社の創業は1970年。業界では数少ない自社工場による一貫した生産体制を構築。インドネシアのバタム島に工場をもち、日本品質の徹底した管理のもと、高品質な製品を安定的に供給している。ポリ袋・ゴミ袋の開発メーカーとして、用途や利用シーンから最適な商品を選べるよう、常に消費者の視点に立ったものづくりを行っている。

魚の生ゴミのニオイ対策【2通りの方法】

魚には、ほかの食品からは摂りづらい貴重な栄養素が含まれています。しかし、調理のときに出る生臭いゴミを「ゴミの日」まで保管することを考えると、魚料理を面倒に感じてしまうことはありませんか?

日本サニパック株式会社さんによると、ある簡単な方法で魚の生ゴミの生臭いニオイを抑えることは可能なのだそう。
今回は、教えていただいた魚の生ゴミのニオイ対策について、2通りの方法を実際に試してみました。

魚画像

【ニオイ対策・1】内臓や骨を凍らせてから捨てる

1つめは、魚の生ゴミを冷凍する方法です。冷凍することにより微生物の活動を鈍くして、ニオイの発生を抑えます。
凍らせることで水分の蒸発も止めることができるため、ニオイの発生を抑える効果的な手段の一つなんだそう。

魚画像

実際に、魚をさばいたときに出た頭や内臓などの生ゴミをポリ袋に入れ、口を縛ってから冷凍してみました。
そして、凍ったあとに取り出して嗅いでみたところ、生臭いニオイは感じませんでした。
ポリ袋は、1枚では外側に汁がついてしまっていたり水分が漏れ出してくる可能性があるため、二重にしたほうが安心だと思います。
袋の口はねじってから縛ると、しっかり閉じることができますよ。

しかし、凍ったままゴミに出してしまうと途中で溶けてニオイと水分が出てしまうおそれがあります。ゴミ置き場の汚染問題やゴミを回収する人たちに迷惑がかからないよう、ゴミに出す前に解凍して、水分が外に漏れ出していないか確認してから出すのがよさそうです。

【ニオイ対策・2】新聞紙に包んで捨てる

つぎにご紹介するのは、読み終えた新聞紙を活用してニオイを抑える方法です。
魚の生ゴミを捨てる際に新聞紙に包むことで、魚から出る水分を吸い取ってニオイの発生を抑えることができます。
さらに、新聞紙のインクには炭素が含まれているので、ニオイの成分を吸い込んで消臭する効果もあるんだそう。

魚ゴミ画像

こちらの方法も、実際に試してみました。
枚数を重ねることでより大きな消臭効果が期待できるそうなので、魚の生ゴミを1枚半分の新聞を使って包みました。
水分をしっかり吸い取ることで外に汁が沁み出す心配がなく、ニオイもかなり抑えられたと思います。
しかし、完全に生臭いニオイが消えたというわけではなかったので、新聞紙に包んだあとはポリ袋に入れ、口をしっかり縛ってから捨ててくださいね。

魚ゴミ画像

生ゴミを入れるポリ袋は、気になるニオイをカットする効果のある「ニオワイナ消臭ポリ袋」(日本サニパック株式会社)を活用するのもおすすめです。

魚が新鮮なうちに早めの対策を!

魚(海水魚)が生臭いのは、トリメチルアミン-N-オキシドと呼ばれる物質が原因とされています。
魚を締めたあと、魚の体表についた微生物がトリメチルアミン-N-オキシドを分解し、トリメチルアミンという成分に変化していきます。このトリメチルアミンが増加すると、特徴的な生臭さを感じるのだそう。

イヤなニオイの発生を最小限に抑えるために、魚を買ったらなるべく新鮮なうちに、適切に処理しましょう。

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著者

鈴木杏

鈴木杏

研究機関の秘書を経て、現在は子育てしながらライターをしています。夫の影響でアウトドア好きになり、今ではキャンプ歴も20年に!キャンプに関する情報や生活に役立つ情報をお届けしていきます。

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