「衣替え時」に注意すべき“防虫・湿気対策”。今のうちにやっておくべき“4つのこと”

家のこと

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2024.06.01

気温が上がり、「衣替えをしなければ」と思いつつも、冬物の衣類をそのままにしていませんか? 「衣替えが終わっていない方は、今すぐやっておくとよいですよ」というのは、エステー株式会社の研究員である山﨑さん。今回は「衣替え時に気をつけるポイント」について教えていただきました。

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教えてくれたのは……エステー株式会社 ホームケア開発部 山﨑 遼さん

家庭向け消臭剤、防虫剤、除湿剤などを販売しているエステー株式会社 ホームケア開発部の研究員。

衣替え、終わっていますか?

エステー株式会社が20~59歳までの男女200名を対象に「衣替えに関する調査」を実施したところ、衣替えができていない理由として、「面倒で後回しになってしまっている」「適切なタイミングがわからない」といった声が上位に並んだとのこと。

山﨑さんによると、冬物から夏物への衣替えは、遅くとも梅雨までに完了させることが推奨されているのだそうです。その理由と、衣替え時のポイントについて解説していただきました。

衣替えは梅雨前までにおこなうのが理想的

衣替え出典:stock.adobe.com

一般的に衣類害虫は気温15~30度で活動し、20~25度で活発になることから、気温が上がってくると、虫食いのリスクが高まります。梅雨は虫食いの多いシーズンで、さらに、湿度が高いので、カビのリスク、そしてカビや生乾き臭といったニオイのリスクも高まるのです。また、高温多湿の環境を好むダニも数が一気に増えます。

だからこそ、衣替えは遅くとも梅雨入り前までに済ませましょう。

衣替えをするベストな日

湿度が高い日や雨が降っている日に衣替えをすると、湿気も一緒に取り込んでしまいます。なるべく晴れた、乾燥した日におこなうのもポイントです。

衣替え時にやっておくべき「4つのこと」

衣替えをするときに、やっておくべきことは下記の4つです。

  • しまい洗いをする。
  • 衣類をしまう場所の掃除をする。
  • 虫食い対策をする。
  • 湿気対策をする。

しまい洗いする出典:www.photo-ac.com

衣類についた食べこぼしや汗・皮脂汚れは虫のエサになります。衣類は、しまう前にクリーニングや洗濯をして汚れを取る「しまい洗い」が必須です。
収納場所にホコリや汚れがあると害虫がすみつきやすくなるので、タンスやクローゼットの掃除も忘れずにおこなってください。

虫くい対策をする出典:www.photo-ac.com

衣類をしまう際は、防虫剤でしっかり虫食い対策をしましょう。また、収納空間に湿気がこもらないよう、できるだけこまめに換気をおこなうのも大切です。さらに除湿剤も使用すれば、より効果的に湿気対策ができます。

“タイパ”アイテムを上手に使ってラクに衣替えをしよう

前述のとおり、「面倒で後回しになってしまっている」という声が上位に挙がりましたが、普段から “タイパ”の良いクローゼットを実現しておけば、衣替えもラクに時間をかけずにできます。

タイパアイテムとして、虫食いもカビも防げる防虫剤など、多機能な衣類ケアアイテムを衣替え時に取り入れることもおすすめです。

防虫・防カビが一緒にできる衣類ケア

そこで今回試してみたのが、「ムシューダ NOTE クローゼット用」。

「ムシューダ NOTE クローゼット用」

この製品ひとつで、“防虫・香り・防カビ”の機能を備えた、クローゼット用の防虫剤です。収納空間にダニを寄せ付けにくくする効果もあるそうですよ(※)。ホワイトリリーとサボンの2種類の爽やかな香りがあるのもうれしいポイント。
※マダニやイエダニを対象とした効果ではありません。

快適なクローゼット空間に

快適なクローゼット空間

クローゼットのポールにかけるだけでOKなので、面倒な手間がかからないのがうれしいポイント。清潔感のある香りがクローゼット内にふわっと広がり、衣類を快適に守れますよ。

まだ衣替えをしていない方は、便利なアイテムを上手に取り入れながら、早めに次の季節の準備をしてくださいね!

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著者

shukana

shukana

小学生、幼稚園児の男の子のママ。出産前まで紳士服業界に携わり、TES(繊維製品品質管理士)の資格を取得。 暮らしをより楽しく、よりラクに過ごすための方法を日々模索中です。

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