「卵」が長持ちする。意外と知らない“卵のただしい保存方法”

料理・グルメ

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2024.06.11

毎日の食卓に欠かせない卵。じつは、保存の仕方しだいで鮮度が保たれやすくなることをご存じでしょうか。ここでは、知って得する「卵のただしい保存方法」についてご紹介します。

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殻のとがっている部分は下に

とがっているほうを下にする

パックに入っている卵は、とがっているほうが下になっています。じつはこれ、“あえて”下にしているんです。その理由は、割れにくく細菌の繁殖を防げるから。
卵の殻は通常とがっている部分から産み落とされるため、かたく強度があります。また、殻が丸い側には「気室」と呼ばれる部屋があり、卵はここで呼吸をしています。
気室を下にすると、卵黄が気室内の空気に触れて細菌と接触しやすくなるリスクがあるんです。
鮮度をキープするためにも、「殻がとがったほうを下に」保管しましょう。

冷蔵庫の奥にしまう

冷蔵庫の奥のほうにしまう

卵は結露すると細菌が繁殖しやすく、食中毒のリスクも上がります。
そのため、できるだけ温度変化が少ない、冷蔵庫の奥側に入れておくのが適切。ドアポケットに卵ケースがついている冷蔵庫もありますが、扉の開け閉めによる温度変化を受けやすいので、避けたほうが無難です。

パックのまま保存する

パックから取り出さずにケースへ

繰り返しになりますが、卵を新鮮なまま保存するには、温度が安定している場所への保存がベストです。卵のパックは温度変化から守る役割を果たしてくれます。
冷蔵庫を開け閉めしたときの振動も緩和できるので、ケースを使う場合もパックごと保管してください。

ただしい保存方法で卵が長持ち

これから夏に向けて気温が高くなると、卵が苦手とする温度変化が生じやすくなります。
細菌の繁殖を避けるためにも、ただしい場所・方法で保存して、安心・安全に卵料理を楽しみましょう。

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著者

三木ちな

三木ちな

クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級の資格を保有し、お掃除のプロとして掃除や収納の知識を発信する、子ども3人のママライター。時短家事スペシャリストを受講し、家事や仕事で忙しい人でも「簡単にできるお掃除方法」を得意とする。 また、節約生活スペシャリストとして、食費2万円台で暮らす節約術や、ふるさと納税、業務スーパーのお買い物術などみんなが知りたい情報をいちはやくキャッチしお伝えしています。 腸活アドバイザーの資格を活かし、節約術だけでなく、カラダにいい食費節約術も発信中。

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