カビや虫が発生するかも。意外と知らない「お米」のやってはいけない“NG保存方法”

料理・グルメ

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2024.05.29

主食に欠かせないお米は、どんな方法で保存していますか? 場所・容器によっては、お米にカビが生えたり虫が発生することもあります。ここでは、意外と知らない「お米のNGな保存方法」についてご紹介します。

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NGその1.シンク下に保存

シンクした出典:stock.adobe.com

スペースを確保しやすいシンク下は、直射日光も避けられるため、お米を置いておくのにぴったりな気もしますが……。保管場所としては適切ではありません。
シンク下は湿気がこもりやすく、お米の劣化がすすむ原因に。カビや雑菌が繁殖するほか、シンク下独特の湿っぽいイヤ~な臭いをお米が吸い込んでしまいます。

NGその2.袋のまま保存

袋出典:stock.adobe.com

お米が入っていた袋のまま保存していませんか?じつはこれ、お米の劣化が早まるためNGです。
お米の袋には通気用のちいさな穴があいていることがほとんど。お米は空気にふれると酸化がすすんで傷む原因になるため、「密閉容器」にうつして保存するのが基本です。
袋のまま置きっぱなしにすると、風味が落ちるほかカビや虫の発生リスクが高まりますので避けましょう。

NGその3.洗剤・芳香剤の近くに保存

洗剤出典:stock.adobe.com

お米は臭いを吸収する性質があるため、臭いがするものの近くに置いてはいけません。
消臭剤や芳香剤、洗剤もNG。近くに置いておくと、お米からも同様の臭いがするうえに風味も落ちます。
残念ながら、お米についた臭いを取り除く方法はありません。臭いの強いものの近くは避けて、置き場所をわけて対策しましょう。

ベストな保管場所は「冷蔵庫」

お米の鮮度を保てる場所としてふさわしいのは、冷蔵庫です。季節・天候とわず温度が一定で涼しい冷蔵庫は、品質を保ちやすい理想的な場所。
精米したお米は、食品用保存袋など密閉できるものに入れて冷蔵室または野菜室に入れておくと、臭いうつりの心配もありません。
ただし、冷蔵庫にお米を入れるスペースがない場合は、常温でもかまいません。常温保存する際は、米びつや袋などに入れて密閉し、早めに食べ切るよう心がけましょう。

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著者

三木ちな

三木ちな

クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級の資格を保有し、お掃除のプロとして掃除や収納の知識を発信する、子ども3人のママライター。時短家事スペシャリストを受講し、家事や仕事で忙しい人でも「簡単にできるお掃除方法」を得意とする。 また、節約生活スペシャリストとして、食費2万円台で暮らす節約術や、ふるさと納税、業務スーパーのお買い物術などみんなが知りたい情報をいちはやくキャッチしお伝えしています。 腸活アドバイザーの資格を活かし、節約術だけでなく、カラダにいい食費節約術も発信中。

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