NGその1.希釈してつくり置き
食器用洗剤は薄めて使用しても問題ありません。筆者も、汚れがついた食器やふきんをつけ置きするのに希釈することが多いです。
ただし、希釈液のつくり置きはNG。雑菌が繁殖したり品質が変化したりする場合があります。
食器用洗剤は薄めたものを保管するのではなく、つど必要な分だけ希釈しましょう。
NGその2.水がしみこむものを洗う
食器ならなんでも洗えるかというと、そうとは限りません。
水がしみこむ素材は、食器用洗剤に使用はNGです。たとえば、木のまな板や素焼きの陶器など、洗剤をしっかりと洗い流せない素材が該当します。
そのほか、大理石・銅・原木・真ちゅう・つや消しステンレスといった特殊な素材についても、目立たない場所で試して問題ないことを確認してから使いましょう。
NGその3.食洗機に使う
食洗機用と食器用の洗剤は異なります。食器用洗剤はよく泡立つ一方で、食洗機用の洗剤は泡立ちにくい特徴があります。
そのため誤って食器用洗剤を食洗機に使用すると、過度に泡が立って異常を引き起こす原因に……。最悪の場合、故障する場合もありますので避けましょう。
万が一入れ間違えてしまった場合は、1時間放置した後に少量コースで繰り返し運転を行い、庫内の泡を取り除いてください。
食器用洗剤の使い方を守ろう
毎日使うものだからこそ、”じつはNGな使い方”をうっかりやってしまいがちです。
食器用洗剤はただしい使用方法で、日々の暮らしに役立てましょう。