いきなり水拭きはNG!「溜まったホコリ」にやってはいけない“3つのNG行動”

家のこと

2024.06.23

お掃除スペシャリスト(クリンネスト1級)の三木ちなです。どこからともなくやってくるホコリ。こまめに掃除をしているつもりでも、いつ間にか溜まってしまう厄介な汚れです。そんなホコリ、お手入れ方法を間違うとかえって汚れが広がることも……。ここでは、じつはやってはいけないホコリ掃除のNG行動についてご紹介します。

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NGその1.いきなり掃除機をかける

掃除機出典:stock.adobe.com

フローリングのホコリをとるとき、掃除機がけから始める方はきっと少なくないはず。じつはこれ、おすすめできる方法ではないんです。
掃除機をかけると、フローリングの表面に落ちたホコリが一気に舞い上がり、部屋中に汚れが広がってしまいます。
おすすめは、ドライタイプのフロアワイパーを使う方法。ワイパーで髪の毛やホコリなどの大きなごみを集めてから、掃除機をかけるときれいに仕上がります。

NGその2.水拭きから始める

水拭きできれいになるのは、ある程度ごみがなくなっていることが前提です。ホコリが残ったままの状態で水拭きすると、汚れが水分を含んで余計に取れなくなります。

水拭きして固まりになったホコリ

ホコリがのったまま水拭きした結果がこちら。ほこりが玉のようになり、なかなか落ちません。こうなると、いくら拭いてもホコリを引きずるだけですし、ウェットになっているので掃除機でも吸い取れません。
始めに水拭きを行うと掃除の手間が増えてしまうので、絶対に避けましょう。

NGその3.下から上に掃除をすすめる

3出典:stock.adobe.com

ホコリは床だけでなく、エアコンや棚の上、照明の傘部分といったの高い場所にも積もります。
そのため、ホコリ掃除は「上→下」に向かって行うのが基本。高い場所とは逆に、フローリングなどの低いところからすすめると、後から高い場所を掃除したときにホコリが落ちてまた汚れてしまいます。
掃除が二度手間になるのを避けるためにも、フローリングは後回しにして、高いところを優先しましょう。

ただしい方法でホコリ掃除がラクに

ホコリは乾いているうちに取り除くのがベスト。順番的には、
上から順に、「ドライシート(ハンディモップ)→掃除機→水拭き→乾拭き(仕上げ)」ですすめましょう。

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著者

三木ちな

三木ちな

クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級の資格を保有し、お掃除のプロとして掃除や収納の知識を発信する、子ども3人のママライター。時短家事スペシャリストを受講し、家事や仕事で忙しい人でも「簡単にできるお掃除方法」を得意とする。 また、節約生活スペシャリストとして、食費2万円台で暮らす節約術や、ふるさと納税、業務スーパーのお買い物術などみんなが知りたい情報をいちはやくキャッチしお伝えしています。 腸活アドバイザーの資格を活かし、節約術だけでなく、カラダにいい食費節約術も発信中。

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