「取れたボタンを放置しがちな人」がすぐに取り掛かれる“糸収納アイディア”

家のこと

2024.07.23

ほつれがある服や穴の開いた靴下、取れたボタンなど、後で直そうと思っているものが、リビングのどこかに置いてありませんか? 忙しく手がつけられない日が続くと長い間放置してしまいますよね。今回は100均アイテム2つを使って作る、収納アイディアをご紹介します。

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「つくろいもの」を放置してしまうのは、あなたのせいじゃない

ボタンが取れた服。
穴のあいた靴下。
剥がれかけているワッペン……。

こうした「つくろいもの」を放置してしまった経験はありませんか? わたしはよくあります。ところが、「糸の収納」を見直してみたら、一年放置していたつくろいものにすぐに取りかかれたんです。

原因は性格じゃなくて「準備不足」でした。
つくろいものが面倒で、後回しになりがちなのは、縫いはじめる前の手間があるから。「必要な色の糸を用意する」「針に糸を通す」「糸を玉結びする」が面倒で後回しにしていたんです……。

同じように放置しがちな方は、100円ショップで揃う材料で "つくろいもの専用ソーイングセット”を作れば、すぐに取りかかれるようになるかもしれません。

材料と作り方を紹介

材料

まずは材料を紹介します。入れものとして使うのは、ダイソーやセリア等で購入できる透明収納ケース「SIKIRI10」です。SIKIRIシリーズは数種類ありますが、このサイズ感がちょうどいいので、ぜひ「SIKIRI10」を選んでみてくださいね。

糸も専用のものを用意すると便利ですよ! 私はダイソーで購入した「カラー縫い糸10本入り100m巻き」を使っています。これはベーシックカラーと、その横に数個が入ったものです。色ものの服や小物を多くお持ちの方は、同じシリーズの「パステルアソート」を探してみてください。

針は10本です。ここではダイソーで購入した10本の手ぬい針セットを使っています。

また、適当な大きさのハギレもご用意ください。家にある不要な服をカットしてもいいですし、100円ショップでハギレを買ってきてカットしても良いです。

さて、準備ができたらつくりかたは簡単! こちらが完成形です。

材料

「わが家で使いそうな10色の糸」を選んだら、1色ずつ1本の針に通して玉結びをします。結んでもカットはせず、針先をハギレに刺した状態で収納ケースに入れていきましょう。

材料

使うときは、必要な色の針を取り出して、玉結びの外側でカットすればすぐにはじめられます。使い終わったら、また玉結びしてから戻しておきましょう。

やる気は動くことで生まれます。一度準備してしまえば面倒くささはなくなる。すぐ取りかかれる状態にしておくのがとても大事なんです。

こんなふうに必要な色の糸が揃っていて、すでに針に通して、玉結びしてある状態なら、つくろいものを放置せずに、すぐに取りかかれるようになりますよ。はじめに10分ほど作業すれば、これからずっと楽になります。
ぜひ試してみてくださいね。

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著者

三條 凛花

三條 凛花

夫、4歳の長女、0歳の長男、猫2匹と暮らしています。暮らしの中にあるさまざまなプチストレスは、探す・調べる・迷うといったことが原因です。そうしたむだな時間をなくして、自由に使える時間を貯める工夫を発信しています。著書は『時間が貯まる 魔法の家事ノート』(扶桑社)、『365日のとっておき家事』(三笠書房)など。

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