⒈片付けのハードルを下げる
「今度こそ片付けよう!」と意気込んで目標を掲げても、その目標があまりにも遠い道のりだったり、多くの時間とエネルギーを必要とするものであれば、なかなか片付けの一歩が踏み出せないもの。片付けの目標をしっかり設定することは大切ですが、いきなり高いハードルを設定するのではなく、ひとつひとつの片付けのタスクのハードルは下げて、片付けに取り組むようにしましょう。
小さなステップでも、確実に片付けを習慣化していくことで、達成感を味わうことができ、片付けのモチベーションを維持することにもつながります。
⒉片付けのタイミングを決める
忙しい日々の中で、片付けの優先順位はどうしても低くなってしまい、後回しにしてしまいがち。家事がひと段落してから……というような曖昧なタイミングではなく、早起きして朝時間に片付ける、就寝前の歯磨きの前に片付ける、といったように具体的に片付けのタイミングを決めましょう。
具体的に片付けのタイミングを決めておくと、片付けに対する意識を持ちやすくなりますし、片付けを習慣化しやすくなります。
⒊片付ける場所を決める
やみくもに複数の場所の片付けに着手してしまうと、片付け自体が中途半端になってしまいがち。今日はキッチンの食器棚、明日は洗面所というように、片付ける場所を決めてから片付けに取り組むようにしましょう。場所を決めることで、片付けをやりきることができますし、片付けの問題点や改善点なども見えやすくなります。
「まずは1か所片付けきる!」と決めて片付けを進めていきましょう。
⒋片付ける時間を区切る
片付けを習慣化するためには、まずは片付けを続けていけるように片付けのハードルを下げることが大切です。そのためには、片付ける時間を区切ることもより一層大切になります。一気に長時間片付けに取り組むと、体力はもちろん気力も使って疲れてしまうのも事実。片付けを習慣化するためにも、時間を区切って少しずつ確実に片付けを進めていきましょう。
1時間片付けの時間を確保するのは難しくても、15分だけ30分だけと、時間を区切ると片付けに対するハードルが下がり、片付けに意欲的に取り組めるようになります。
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片付けを習慣化する4つの方法をご紹介しました。片付けはモチベーションに頼るのではなく、片付けのハードルを下げて、続けられる仕組みを作ることが大切です。片付けに振り回されない暮らしを目指して、今できることから始めてみてくださいね。