「そうなの?」掃除機のコードにある「黄色テープ」の意外と知らない“本当の意味”

家のこと

2024.09.11

お掃除スペシャリスト(クリンネスト1級)の三木ちなです。最近はコードレスの掃除機も増えていますが、昔ながらのコード付き掃除機もまだまだ健在です。コード式掃除機のコードを引っ張ると黄色のテープが貼ってありますが、これが何のサインか知っていますか? ここでは、掃除機の黄色いテープの本当の意味についてご紹介します。

広告

「これ以上引っ張らないで」は間違い

掃除機の黄色い印

コード式掃除機のコードには、黄色と赤色の2種類のテープが貼ってあります。黄色の奥に赤色のテープが出現するため、黄色のテープを見ると「もうすぐ出せなくなる」サインのように感じますが、じつは間違いです。
この意味を誤って認識すると、掃除機が劣化したり故障したりするリスクがあります。

黄色いテープは「ここまで伸ばして」のサイン

黄色いテープまでコードを引き延ばした掃除機

掃除機のコードについている黄色のテープが示しているのは、「ここまで伸ばして」のサイン。勘違いされやすい、「もうすぐ出せなくなる」の意味とはまるで真逆なんです。
コードを引き延ばさなくても掃除できる場合でも、黄色のテープまでコードを出す必要があります。

黄色まで出さないとどうなる?

黄色のテープまで引き出さずに使用するのはNG

掃除機のコードを黄色いテープまで出さずに使うと、電源コードに熱がこもり故障する恐れがあります。
家電製品は基本的にコードを束ねて使用することを前提としていません。そのため、掃除機も決められた長さ(黄色いテープ)まで引き延ばすことで、配線への負担を軽減できます。

赤色は「伸ばせるのはここまで」のサイン

掃除のコードについている赤色のテープ

ちなみに、赤色のコードの意味は「ここまで伸ばせる」サインです。
赤色よりも引っ張るとコードに負担がかかりますので、「黄色から赤色の間」まで引き出すよう意識してください。

広告

著者

三木ちな

三木ちな

クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級の資格を保有し、お掃除のプロとして掃除や収納の知識を発信する、子ども3人のママライター。時短家事スペシャリストを受講し、家事や仕事で忙しい人でも「簡単にできるお掃除方法」を得意とする。 また、節約生活スペシャリストとして、食費2万円台で暮らす節約術や、ふるさと納税、業務スーパーのお買い物術などみんなが知りたい情報をいちはやくキャッチしお伝えしています。 腸活アドバイザーの資格を活かし、節約術だけでなく、カラダにいい食費節約術も発信中。

気になるタグをチェック!

saitaとは
広告