「これ以上引っ張らないで」は間違い
コード式掃除機のコードには、黄色と赤色の2種類のテープが貼ってあります。黄色の奥に赤色のテープが出現するため、黄色のテープを見ると「もうすぐ出せなくなる」サインのように感じますが、じつは間違いです。
この意味を誤って認識すると、掃除機が劣化したり故障したりするリスクがあります。
黄色いテープは「ここまで伸ばして」のサイン
掃除機のコードについている黄色のテープが示しているのは、「ここまで伸ばして」のサイン。勘違いされやすい、「もうすぐ出せなくなる」の意味とはまるで真逆なんです。
コードを引き延ばさなくても掃除できる場合でも、黄色のテープまでコードを出す必要があります。
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黄色まで出さないとどうなる?
掃除機のコードを黄色いテープまで出さずに使うと、電源コードに熱がこもり故障する恐れがあります。
家電製品は基本的にコードを束ねて使用することを前提としていません。そのため、掃除機も決められた長さ(黄色いテープ)まで引き延ばすことで、配線への負担を軽減できます。
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赤色は「伸ばせるのはここまで」のサイン
ちなみに、赤色のコードの意味は「ここまで伸ばせる」サインです。
赤色よりも引っ張るとコードに負担がかかりますので、「黄色から赤色の間」まで引き出すよう意識してください。