「カーテン」の寿命のサイン気づかなかった…。意外と知らない“替えどき”「10年同じもの使ってた…」

家のこと

2024.09.13

突然ですが、ご自宅のカーテンはいつから使っていますか? 基本的には“つけっぱなし”のカーテン、「気づけば5年経っていた」なんてことも少ないでしょう。しかし、カーテンも消耗品。きちんと寿命があります。ここでは、意外と知らない「カーテンのベストな替えどき」についてご紹介します。

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カーテンの平均寿命

カーテンをつける女性出典:stock.adobe.com

結論から言うと、カーテンの平均寿命は「4~5年」が目安です。これを聞いて、「思っていたより寿命が短い」と思った方は少なくないのでは?
わたしの実家にも、10年、いや20年以上同じカーテンが吊るされているので、ひとごとではありません。

しかし、4~5年はあくまでも目安。使い方や環境しだいで、平均寿命より短命になる場合も。
特に、コットン・リネン・シルクなどといった「天然繊維」のカーテンは、アクリルなどの「合成繊維」と比べると劣化しやすい傾向があります。

カーテンの“替えどき”そのサインは……?

破れたカーテン出典:stock.adobe.com

カーテンは、素材や環境、日当たりによって“持ち”が異なります。直射日光が当たる部屋で使っていたカーテンは、夏の厳しい日差しで紫外線ダメージが蓄積しているかもしれません。
カーテンに次のような特徴が見られたら、”替えどき”のサインです。

1.破れ・ほつれ・手触りに違和感がある

カーテンに明らかな劣化が見られる場合は、完全に寿命です。
紫外線などの刺激により、カーテンの生地はしだいにもろくなります。そのため、触っただけで生地が破れたり、小さなほつれから大きく裂けたりすることもあるんです。
カーテンを触るとベタつく・粉っぽいなど、手触りに違和感がある場合も買い替えましょう。

2.色あせている

紫外線のダメージを受けると、カーテンはしだいに退色します。日が当たっている場所だけ白や黄色っぽく変色するのは、紫外線によるものです。
全体的に色ムラが見られる場合も、そろそろ寿命が近づいているサインだと認識してください。

3.汚れや黒カビが目立つ

洗濯しても汚れが落ちない場合や、黒カビが発生した場合は買い替えを検討しましょう。黒カビが生えたカーテンを使い続けると、どんどん繁殖してアレルギー症状を引き起こす恐れがあります。
また、カーテンを頻繁に開け閉めすると、手アカ汚れが蓄積することも。汚れが酷い場合は、できるだけ早く新しいカーテンへ取り替えをおすすめします。

年に1度は洗濯を

カーテンには寿命がありますが、買い替え費用は決して安くありません。きっと、「できるだけ長く使いたい」と思うのは、わたしだけではないはずです。
カーテンの寿命をのばし、清潔に使うには、「年に1~2回の洗濯」が必要不可欠。
まだ残暑が残る今の時期は、カーテンも自然乾燥で乾きます。つまり、冬をむかえる前にカーテンを洗うラストチャンスです。
汚れが目立たない色のカーテンも、手アカやカビで汚れている場合があります。ぜひ定期的なお手入れをして、大切なカーテンを長く愛用しましょう。

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著者

三木ちな

三木ちな

クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級の資格を保有し、お掃除のプロとして掃除や収納の知識を発信する、子ども3人のママライター。時短家事スペシャリストを受講し、家事や仕事で忙しい人でも「簡単にできるお掃除方法」を得意とする。 また、節約生活スペシャリストとして、食費2万円台で暮らす節約術や、ふるさと納税、業務スーパーのお買い物術などみんなが知りたい情報をいちはやくキャッチしお伝えしています。 腸活アドバイザーの資格を活かし、節約術だけでなく、カラダにいい食費節約術も発信中。

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