「食洗機」の寿命が縮むかも…。故障につながりかねない“NGな使い方”

家のこと

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2024.09.16

食器洗いの手間を省いてくれる、家事の時短にうってつけの「食洗機」。しかし、使い方によっては洗浄力が落ちるだけでなく、食洗機が傷む恐れもあります。ここでは、じつはやってはいけない「食洗機のNGな使い方」についてご紹介します。

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NGその1.台所用洗剤を使う

食器洗い洗剤出典:stock.adobe.com

手洗いタイプの食器用洗剤と、食洗機用の洗剤は別ものです。“食器を洗う“という目的は同じですが、泡立ちや洗浄成分が異なります。
手洗い用の食器用洗剤は泡立ちやすい特徴がありますが、食洗機用の洗剤はそれほど泡立ちません。
そのため、食洗機に手洗い用の洗剤を使うと、食洗機内に大量の泡が発生。泡を洗い流すために運転時間がのびたり、故障や水漏れを引き起こしたりする可能性もあります。

手洗い用の洗剤でつけ置き後、食洗機に入れる場合も要注意。洗剤が残っていると泡立ちの原因になりますので、十分にすすいでおきましょう。

NGその2.重曹を使う

重曹出典:stock.adobe.com

食洗機のお手入れや洗浄に、重曹は使えません。
重曹は汚れだけでなく臭いも落としてくれる万能なナチュラルクリーナーですが、食洗機との相性は悪いです。
その理由は、食洗機内に粉が残ってしまうから。重曹で洗浄すると、水道水のミネラルと結びついて成分が固まります。
食洗機だけでなく食器類にも重曹がこびりつくため、きれいに洗浄できないのです。

NGその3.食べ残しがついたまま入れる

汚れた食器出典:stock.adobe.com

食洗機を使うことで、食器洗いの手間は省けますが、あらかじめ汚れを取り除かなければいけないケースもあります。
グラタンなどの焦げつきや、カレー・ミートソースといった色移りの恐れがあるものは予洗いをおすすめします。
また、ひどい油汚れや魚の皮は、食洗機が臭う原因になりますのであらかじめ落としておきましょう。
ただし、食洗機の種類によっては食べ残しがついたままでも問題ないケースもあります。ただしく使えているかどうか、取り扱い説明書を見て確認すると安心です。

食洗機は正しく賢く使おう

食洗機は、家事をする際の便利な家電ですが、使い方には注意が必要です。
誤った方法で使い続けると、本来の洗浄力を発揮できないどころか、食洗機そのものが壊れてしまいます。

食洗機はただしく活用して、毎日の家事負担を軽減しましょう。

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著者

三木ちな

三木ちな

クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級の資格を保有し、お掃除のプロとして掃除や収納の知識を発信する、子ども3人のママライター。時短家事スペシャリストを受講し、家事や仕事で忙しい人でも「簡単にできるお掃除方法」を得意とする。 また、節約生活スペシャリストとして、食費2万円台で暮らす節約術や、ふるさと納税、業務スーパーのお買い物術などみんなが知りたい情報をいちはやくキャッチしお伝えしています。 腸活アドバイザーの資格を活かし、節約術だけでなく、カラダにいい食費節約術も発信中。

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