「シャンプー置き場じゃないの?」お風呂場の浴槽横にある“ナゾの出っ張り”の正体

家のこと

2024.09.30

浴槽の脇にある、「棚」のような不思議な凹み。この場所を洗剤やシャンプーなどのボトル置きとして使っている方は少なくないでしょう。じつはこれ、本来の役目はシャンプー置き場じゃありません。ここでは、浴槽の横にある“ナゾの出っ張り”の正体をご紹介します。

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物置きの正体は「点検口」だった……!

物置きの正体は「点検口」

結論から言うと、浴槽の横にあるナゾの出っ張りの正体は「点検口」です。

点検口のビス

じっくり見てみると、単純な棚ではなく、4か所ビスが留めてあるのが分かります。このビスを外すと、業者の人が浴槽の点検ができるというわけなのです。

棚として使うのも正解

点検口は棚として使うのも正解

浴槽の横にある出っ張りは、点検口が本来の用途です。しかし、棚として使うこと自体も間違いではありません。
点検口についている棚板のようなものは、収納を用途として意図的につけられています。製品によって、棚ではなく物を置けるよう深く凹んでいたり、棚が2段になっていたりと点検口の形状はさまざま。どのタイプであっても、シャンプーなどのボトル類の置き場として問題なく使えます。

省スペースの収納場所として役立つ

棚付きの点検口、じつは賃貸物件やユニットバスで多く見られることが多いんです。これは、棚付き点検口がスペースを生かして収納場所を確保できるものだからこそ!
点検口と物置き、ひとつで2役の働きがある、地味にすごい存在なんです。

点検口にはNG行為もある

点検口

浴槽の横にある点検口は、あくまでも点検するときに外すものです。ネジで簡単に外せますが、一般の人がふたを外すのは避けてください。
また、シャンプー置きとして使用できますが、長時間水をかけないようご注意を。足を乗せるなど体重をかけると、ふたの破損や漏水を引き起こす恐れがありますので、使い方には十分に気をつけましょう。

汚れが溜まらないよう、シャンプーなどの液だれは定期的に取り除き、お風呂掃除の際にはしっかりとお手入れしてくださいね。

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著者

三木ちな

三木ちな

クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級の資格を保有し、お掃除のプロとして掃除や収納の知識を発信する、子ども3人のママライター。時短家事スペシャリストを受講し、家事や仕事で忙しい人でも「簡単にできるお掃除方法」を得意とする。 また、節約生活スペシャリストとして、食費2万円台で暮らす節約術や、ふるさと納税、業務スーパーのお買い物術などみんなが知りたい情報をいちはやくキャッチしお伝えしています。 腸活アドバイザーの資格を活かし、節約術だけでなく、カラダにいい食費節約術も発信中。

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