「大掃除」はもう12月にやらない。「夏」にやると効率的な“3つの場所”【知って得する掃除術】

家のこと

stock.adobe.com

2024.09.19

お掃除スペシャリスト(クリンネスト1級)の三木ちなです。大掃除と言えば12月、年末に行うイメージがあります。しかし実際は、夏に済ませた方が効率的です。ここでは、掃除のプロが「夏が大掃除のベストシーズン」だと言いたい、そのワケをご紹介します。

広告

暑さは掃除の強い味方

夏の空出典:stock.adobe.com

9月になっても、残暑というよりは真夏のような暑さが続いています。生活するのには厳しい気温ですが、大掃除をするには好都合。
暑いからこそ、掃除の手間が減り、効率よく汚れを落とすことができます。
わたしが「夏の大掃除」をおすすめしたい大きな理由は、次の5つです。

・油汚れが落ちやすい
・水洗いした後にすぐ乾く
・日が長い(掃除の時間を長くとれる、調整がきく)
・水まわり、水を使う掃除がつらくない
・年末よりも時間がとれる

夏のうちなら、油汚れは固まらずにするんと落ちますし、冷たい水に耐えて水まわりを掃除する必要もありません。
夕方になっても外が明るい今の季節なら、大掃除のスケジュールをたてやすいメリットもあります。

◆掃除のストレス対策の記事も読む:女性たちの感じる「家事の地味ストレスNo.1」とは?

夏にやっておくべき「大掃除」

すこし面倒ですが、気温が高い今のうちに頑張ると大掃除がラクになりますよ。わたしがおすすめする「夏にやっておくべき掃除スポット」は次の3つです。

キッチンの換気扇

換気扇出典:stock.adobe.com

換気扇は、キッチンの中でも一番の大物。油汚れの量や範囲も、コンロの五徳とは比になりません。
汚れを落とすのも大変な換気扇は、油が固まる冬をむかえる前に済ませておきましょう。
気温が高いうちなら、油汚れもやわらかいのでラクに落ちますよ。

カーテン

カーテン出典:stock.adobe.com

カーテンを洗うのなら、夏のおわりがベスト! 洗った後に吊るしておけば乾きますし、換気しても凍えるようなことはありません。
春の花粉シーズンに洗うと悲惨なので、気温が高いうちに洗濯しましょう。

ベランダ

ベランダ出典:stock.adobe.com

外での作業がつらくなる冬、冷たい水でベランダ掃除をするのは苦行そのものです。
夏のおわりであれば、ベランダ掃除の苦痛も最小限! 夕方になれば気温が落ちますので、夕暮れを待ってから掃除すると暑さもしのげますよ。

◆掃除のストレス対策の記事も読む:女性たちの感じる「家事の地味ストレスNo.1」とは?

大掃除のベストシーズンは「9月」

暑さが残る、日が長い今こそ、大掃除のベストシーズンです。
残暑は厳しいけれど、掃除をするには好都合。今のうちにできる限り汚れを落として、掃除貯金をしておきましょう。

広告

著者

三木ちな

三木ちな

クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級の資格を保有し、お掃除のプロとして掃除や収納の知識を発信する、子ども3人のママライター。時短家事スペシャリストを受講し、家事や仕事で忙しい人でも「簡単にできるお掃除方法」を得意とする。 また、節約生活スペシャリストとして、食費2万円台で暮らす節約術や、ふるさと納税、業務スーパーのお買い物術などみんなが知りたい情報をいちはやくキャッチしお伝えしています。 腸活アドバイザーの資格を活かし、節約術だけでなく、カラダにいい食費節約術も発信中。

気になるタグをチェック!

saitaとは
広告