ひと工夫でうま味引き立つ!「卵」と合わせると“目の健康”に役立つ食材とは?「先に炒めるんだ…」

料理・グルメ

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2024.10.07

体のことを考えて、食事をしている人も多いのでは? 今回は管理栄養士の関口絢子に、目の健康のために摂りたい栄養素とレシピを教えていただきます。小松菜を油で炒めてからスープの具材にすると、栄養の吸収がアップするそうです。

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教えてくれたのは……管理栄養士・関口絢子さん

料理研究家・管理栄養士・インナービューティスペシャリスト。「健康な体と豊かな心を育む食卓」をテーマに、季節の体の変化や旬の食べ物にフォーカスした食の知恵をお届けします。YouTubeでも体に優しいレシピや知識を発信。

目の健康に取りたい栄養素とは

小松菜出典:stock.adobe.com

今回は目がかすむ・目が疲れる・近くが見えないなど、視覚によるトラブルを解消するために、積極的に摂りたい栄養素と、効果的な食べ合わせを考えたとっておきのレシピをご紹介します。目の健康に必要な栄養素は、以下のようなものがあります。

  • ルテイン(ほうれん草や小松菜、モロヘイヤに含まれる):目の加齢に伴う加齢黄斑変性症、視力低下を防ぐ
  • ビタミンA(鮭や卵、バター、緑黄色野菜などに多く含まれる):涙を生成する毛様体の筋肉の弾力性、ドライアイの予防や改善などに効果的
  • ビタミンB群(豚肉やモロヘイヤ、ごまなどに含まれる):視神経の働きを助け、視力低下を防ぐビタミン
  • ビタミンC(パプリカやピーマンに含まれる):水晶体の酸化予防、白内障の予防に役立つ
  • ビタミンE(アボカドやごま、オリーブオイルに含まれる):抗酸化作用や疲れ目、ドライアイ、目の老化予防に効果的

今回は目の健康によい食材を使って、とっても簡単で体が温まるスープ料理をご紹介していきます。

「小松菜と卵のスープ」の作り方

今回スープには、卵や小松菜を使います。卵の卵黄に含まれるビタミンA・B群、E、ルテインとゼアキサンチンは、緑黄色野菜から摂るよりも体内での吸収率が3倍も高いんです。小松菜もルテインやβ-カロテンが豊富です。

材料(2人分)

  • 小松菜(ほうれん草やモロヘイヤなどでも代用可)……2株
  • 卵……2個
  • ごま油……適量
  • 水……400cc
  • だしの粉(だしパックや好みのだしで代用可)……小さじ1
  • しょうゆ……大さじ1
  • 塩……少々

作り方

1.小松菜をきれいに洗います。小松菜の根本部分を包丁で切り落とし、1cm程度に切ります。卵をボウルに割ります。

小松菜を1cmに切る女性出典:www.youtube.com

2.鍋を中火にかけ、ごま油を入れます。小松菜を油でよく炒めます。小松菜がしんなりしてきたら、水を加えます。

鍋で小松菜を炒める女性出典:www.youtube.com

※しっかりと油で炒めておくことで、ルテインの吸収がアップします。

3.鍋にだしの粉を入れます。だし粉を溶かしながらしっかりとスープを温めます。

鍋にだしの粉を入れる女性出典:www.youtube.com

4.スープが温まったら、溶き卵を入れます。仕上げにしょうゆを加えます。

溶き卵を鍋に入れた女性出典:www.youtube.com

※卵が少し固まるまで待ってから、ゆっくりと全体を動かして混ぜます。早く混ぜてしまうとスープがにごってしまうので注意してください。

5.火を止めて味をみます。塩分が足りないときは、塩を加えて調節してください。器に盛りつけて、できあがりです。

小松菜と卵のスープ出典:www.youtube.com

「小松菜と卵のスープ」をご紹介しました。やさしい味わいのスープにしあがっています。ごま油で炒めているので野菜からの甘みやごまの香ばしさがしっかりと感じられるスープです。体全体のアンチエイジングにも役立つレシピですので、ぜひ作ってみてください。

※こちらの記事は元動画の提供者さまより許可を得て作成しております。

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著者

ayako

ayako

「笑顔になるように」を大切に毎日を過ごしています。 子どもと図書館で一緒に過ごすことが大好きです。 皆さんのお役に立てるように頑張ります。

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