「風呂ふた用フック」のじつはやってはいけない“3つのNG行為”「スポンジかけてた…」

家のこと

2024.10.20

整理収納アドバイザーでクリンネスト1級(お掃除スペシャリスト)の三木ちなです。お風呂のふたを収納できる「フック」。備え付けのタイプや、壁にくっつけられるマグネット式のものまで種類はさまざまです。これから湯船につかることが増えるこの時期、フックのただしい使い方を覚えておきたいもの。ここでは、じつは間違いな「風呂ふた用フックのNG行為」をご紹介します。

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NGその1.ものをかける

ものをかけない

風呂ふた用フックはフック状になっているため、ものをかけるのにもぴったりです。
しかし、本来の用途はお風呂のふたをひっかけて収納するためのもの。フックに重みや負担がかかると、破損する恐れがあります。
フックそのものを支え代わりに使うのもNGです。湯船から出るときにフックを持ち、体重をかけるのも避けてください。

NGその2.化粧品がついたまま放置する

洗顔の泡が付いたまま放置

入浴中は、シャンプーや洗顔料などの化粧品が飛び散ります。フックに付着した場合は、つど拭き取りましょう。
化粧品が残ったままだと、変色や変質する場合があります。プラスチックが劣化すると、フックが割れる可能性も……。
化粧品がついた手でフックを触るのは避け、入浴後にシャワーをさっと流す習慣をつけると安心です。

NGその3.使用NGな洗剤を使う

カビキラー(酸性洗剤)は使えない

風呂ふた用フックも、浴槽や床同様に汚れが溜まります。定期的なお手入れは必須ですが、使用する洗剤には注意してください。
お手入れに使える洗剤は商品によって異なりますが、一般的な樹脂素材のフックは次の洗剤は使用NGです。

〈使用できない洗剤〉
酸性洗剤/アルカリ性洗剤/塩酸入りの洗剤/シンナー/アセトンなど

基本的には、浴室用中性洗剤で掃除をします。やわらかい布やスポンジを水で濡らし、洗剤をつけて拭き掃除をしてください。
最後に水拭きと乾拭きをして、洗剤が残らないように仕上げましょう。

使い方&お手入れはただしい方法で

風呂ふた用フックは、見た目の地味さとは裏腹に”あると便利”なアイテムです。
間違った方法で劣化しないよう、使い方・お手入れともに「ただしい扱い方」を覚えておきましょう。

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著者

三木ちな

三木ちな

クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級の資格を保有し、お掃除のプロとして掃除や収納の知識を発信する、子ども3人のママライター。時短家事スペシャリストを受講し、家事や仕事で忙しい人でも「簡単にできるお掃除方法」を得意とする。 また、節約生活スペシャリストとして、食費2万円台で暮らす節約術や、ふるさと納税、業務スーパーのお買い物術などみんなが知りたい情報をいちはやくキャッチしお伝えしています。 腸活アドバイザーの資格を活かし、節約術だけでなく、カラダにいい食費節約術も発信中。

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