「みそ汁」にいれると腸がよろこぶ。腸内ケアに欠かせない“善玉菌のエサになる食材”とは?

料理・グルメ

2024.11.16

発酵食品マイスター・スキンケア指導士の坂下莉咲です。腸内環境を良好に保つために善玉菌の働きは欠かせません。善玉菌が乳酸や酢酸を作り、腸内を酸性に保つことで、悪玉菌が増えすぎるのを防いでくれています。今回は善玉菌のために普段私が取り入れているものをご紹介いたします。

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善玉菌のために取り入れている栄養素3つ

理想的な腸内細菌のバランスは善玉菌2割・悪玉菌1割・日和見菌7割といわれています。
この善玉菌が悪玉菌よりも優位なバランスでいられるように、善玉菌のエサになるような食材や栄養素を選んで食べるようにしています。

1.食物繊維

もずく酢出典:stock.adobe.com

食物繊維は水溶性と不溶性に分けられますが、主に水溶性食物繊維が善玉菌のエサになるとされています。
わかめやもずく、オクラなどをよく取り入れています。

2.オリゴ糖

長ネギ出典:stock.adobe.com

オリゴ糖もまた善玉菌のエサとなって、腸内環境のケアをサポートしてくれています。
バナナや玉ねぎ、長ネギなどを取り入れています。

3.菌

ヨーグルト出典:stock.adobe.com

乳酸菌など「生きた菌」のようなフレーズを聞くと生きている菌のほうがいいのかなと思う方もいらっしゃるかもしれません。
発酵食品などで取り入れた菌が加熱や胃酸などで死んでしまっていても、善玉菌のエサになったりすることで腸内環境のケアにプラスであるといわれています。

今回は食物繊維が豊富なじゃがいもとオリゴ糖を含む長ネギを、発酵食品のみそを使ったみそ汁で合わせました。
旬でおいしいのでぜひお試しください〜!

じゃがいもと長ネギのみそ汁

じゃがいもみそ汁

材料(2〜3人分) 調理時間15分

だし汁……400〜500mL
みそ……15〜20g
じゃがいも……1個
長ネギ(白い部分)……2分の1本
七味唐辛子……お好みで

作り方

1 じゃがいもは皮をむいたら、食べやすい大きさに切って水に少しさらしておく。

2 鍋にだし汁と1のじゃがいもを入れて中火にかける。

じゃがいも

2 沸騰したら弱火にして斜めに切った長ネギをいれる。

長ネギ

3 じゃがいもに火が通って、全体が温まったら火を止めてみそを溶きいれる。

味噌

4 器に盛って七味唐辛子をかけたらできあがり。

じゃがいもみそ汁

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著者

坂下莉咲さんプロフィール

坂下莉咲

身体の中から美容と健康を意識した「1日1発酵食品」を習慣に。 美容業に携わって10年以上。理想の肌へ導くカウンセリングでは、食事などのインナーケアとスキンケアの両面からアドバイス。 科学的根拠のある美容知識をInstagramやTwitterで発信中。 saitaでは腸がよろこぶ簡単レシピをご提案。

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