「えっ、推し活が!?」頭痛や倦怠感の意外な原因と正しい知識を得た私の話

カルチャー

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2024.11.16

「よかれと思って」が実は逆効果だった! といったコトは身の回りに意外とあるものだな……と、身をもって経験したのが、今年の長い夏の終わりごろ。 そんな時、とあるメーカーさんからお聞きしたメンズスキンケアに関するアンケート結果にも同様に「ちょとした思い込み」がちらほらと見て取れました。

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笑える思い込み、笑えない思い込み

思い込み出典:www.photo-ac.com

ずっと思い込んでいたことが「実は間違いだった」と気づく……といった経験は誰しもあるもの。昔、とっても真面目で控えめな性格の友だちが「あざらしを『あらざし』だと信じていた」時や、大阪のおばちゃんはみんなヒョウ柄を着ていると思い込んでいた四国の知り合いが「意外と見ないね」と心斎橋で呟いた時には、大笑いしてしまったけど、もしかしたら私自身も自分の思い込みを誰かに笑われているのかも、とふと思ったり。

まぁ笑われているくらいなら良いのだけれども、つい最近私がとんでもない思い込みをしていたことで、体調を崩してしまった経験を最初にお伝えしてみよう。

趣味はLIVEや舞台の鑑賞

LIVE出典:www.photo-ac.com

推し活という言葉が世に出てもう10年くらいになるだろうか? 好きなアイドルやバンド、俳優さんのステージを鑑賞し、応援するというもの。ご多分に漏れず数年前から私も神がかった歌唱力に魅せられ、玉置浩二さんのLIVEに通うようになった。圧巻のコンサートは神事のような厳かな雰囲気。存分に歌声を全身に浴びて多幸感を味わった。

連獅子出典:www.ac-illust.com

またある時は、寺島しのぶさんのご子息である尾上眞秀くんの連獅子に心を掴まれた。小さい身体を大きく動かして子獅子を演じる姿に、ウルウルしてしまった。その涙は小さい子が健気に頑張る姿に対する驚きではなく、明らかに芸の素晴らしさに対するもので、興奮状態で劇場を後にした。

数日後に襲った絶不調…

不調出典:www.ac-illust.com

その数日後、頭痛と肩こりと倦怠感に襲われ、血圧や貧血が原因では? と、かかりつけ医を受診してみたが、それらに異常はなさそうで「お休みの日は何をしていますか」と唐突に聞かれた。「コンサートや舞台を見ます」と答えると「ああ、なるほど」とドクターは頷き「自律神経失調症かも。ストレス解消のつもりで舞台を見ていても、感動しすぎて長く心が揺さぶられ続けていると、副交感神経が働かず眠りが浅くなったり、疲れが取れなくなりますよ」と説明してくれた。

処方されたのは精神安定剤の一種で、少し抵抗感はあったが倦怠感から逃れたい気持ちが勝って服用してみた。すると頭痛や肩こり、倦怠感も消え心身ともに「ほどける」感触があった。そうして初めて「心身のバランスを崩していた」ことに気づいた、というわけ。

リフレッシュのつもりで楽しんでいたLIVEや歌舞伎が不調を引き起こしていたとは……ショックではあったが、こういう自分の特性を理解できたことは有意義だった。

間違ってるかも?メンズの肌ケア

ライオン出典:www.lion.co.jp<調査概要>調査会社:株式会社TANAX調査期間:2024年4月26日(金) ~5月7日(火)
調査方法:インターネット調査対象:全国の20-34歳男性

同じように「良かれと思って」続けていたことが症状を悪化させる場合があるという話を聞いたのは、ライオンさんの男性肌ケアの話。最近はメンズのスキンケアラインも充実していて、ケアに勤しむ男性はどんどん増えているとのこと。資料を見ると、洗顔料や化粧水だけでなく、乳液の普及率も意外と高く意識の高さが伺える。しかし、できてしまったニキビや吹き出物の対処方法に関しては少々意識も知識も劣っているようで、ケアの仕方を知らなかったり治療薬の存在を知らない人もいるようだ。

Zoomでブームの男性スキンケア

ZOOM出典:www.photo-ac.com

思えば男性のスキンケアが一般的になったのは、Zoomが普及し出したコロナ禍以降と歴史が浅い。
自分の顔を画面で長時間見ることで美容に目覚めた男性たちが、こぞって手入れをスタートし始めた、というきっかけが多いらしい。ならば、肌への知識がまだまだというのも仕方がない。乳液やクリームは毛穴をふさいでしまうため、ニキビの原因になることや、できてしまったらつぶさず治療薬を塗るといった肌ケア知識がまだ浸透していないのは、当然かも。

思い込みリセットで美容も健康もUP!

男性スキンケア出典:www.photo-ac.com

もしも、あなたのパートナーが間違ったスキンケアをしていたら、優しく正しいケアをレクチャーしてほしい。ニキビ肌には、むやみに保湿効果の高い乳液やクリームを乗り込まないこと、出来てしまったら治療薬を塗るべきだということも彼らの間にはまだ常識としては広がっていないのだ。

ケアのつもりが症状を悪化させている、という現実はまだまだ他にもあるのかもしれない、と疑ってみる余地はありそうだ。
「思い込み」を一旦外すことで、回復、改善への道が広がる可能性もある……ということを頭に置いて、日々アタマもココロも柔軟に過ごしていければと思う。

参考:男性のニキビに関する意識調査(ライオン株式会社)
今ある大人ニキビにも効く塗り薬 ペアアクネクリームW

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著者

みやむらけいこ

みやむらけいこ

ライター歴20年。「あなたに逢いに行きます」取材ではなく出会い、インタビューではなく会話。わかりやすい言葉で丁寧に「ひと」を伝えます。好きなものは、サーフィンと歌舞伎、主食はチョコレート。#人生はチョコレート

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