NGその1.寝具として使う
暖かいこたつに入ると、その気持ちよさから昼寝をしたくなりますよね。きっと、こたつでウトウト寝てしまった経験のある方は多いはず。
しかし、こたつの使い方としてはNGです。暖かいこたつで寝ると汗をかくため、脱水症状のリスクが高まります。こたつで寝て目覚めたときに、喉の渇きを感じるのも体の水分が出たことが原因。
寝ている間は水分補給できないので、脱水の危険をともないます。こたつは寛ぐ場として利用して、眠気を感じたら寝室へ移動するよう自己管理しましょう。つい寝てしまう方は、アラームを設定するのもおすすめです。
NGその2.こたつの中に物を入れる
ふとんの中は暖かく乾燥しているため、洗濯物を乾かす衣類乾燥代わりに使ったことがある方もいるでしょう。
しかし、この使い方は火災の原因になりかねないため非常に危険です。本来のこたつの用途以外には使用できないため、衣類に限らず食べ物を温めるのもNG。ペットがいる方は、こたつ内に入り込まないよう注意が必要です。
また、座椅子を使う場合は、座面がこたつ内には入らないよう注意しましょう。
NGその3.長時間こたつに入る
こたつは安全性の高い暖房器具ですが、やけどのリスクもあります。
こたつの温度は40~60℃と低めですが、長い間入りっぱなしだと低温やけどを起こす可能性があります。怖いのが、自覚症状を感じにくいこと。低温なので、通常のやけどのように熱さや痛みを感じなくても、低温やけどを起こす場合があるんです。
こたつに入るときは、ときどき体を動かして同じ場所に熱を与えないことが大切。温度調節も「低」に設定し、高温にしすぎないよう意識しましょう。
傷んだコードを使うのも避けて
こたつを使っていると、コードも次第に劣化します。カバーを破って中のコードが見えているような場合は、すぐ新しいものへ取り換えましょう。
こたつは正しく安全に使用して、快適な冬を過ごしてください。