「おろし器」の意外と知らない“正しい洗い方”「スポンジで洗うのはNGだった…」

家のこと

stock.adobe.com

2024.11.27

お掃除スペシャリスト(クリンネスト1級)の三木ちなです。大根や生姜をすりおろすのに便利な「おろし器」。使い勝手は抜群でも、すりおろした後の処理に困ったことはありませんか? ここでは、やってはいけないNGなお手入れ方法と「おろし器の正しい洗い方」を合わせてご紹介します。

広告

スポンジや布でこするのは間違い!

布でこするのはNG

おろし器には刃がついているため、食器や鍋と同じようにスポンジで洗うのはNGです。汚れをこすり落とそうとすると、スポンジが刃に引っかかってボロボロになります。
また、洗った後に布で水分を拭き取るのも避けた方が無難。刃で布の繊維がほつれ、クロスの寿命が縮まりかねません。
お手入れ方法が厄介なおろし器ですが、コツをつかめば洗うのはとても簡単ですよ。

おろし器の正しい洗い方

使うのは歯ブラシだけ

用意するのは、歯ブラシだけ。スポンジは使いません!

手順1.使い終わったおろし器を水に浸けます

使い終わったおろし器を水につける

おろし器にこびりついた食材は、乾燥するとより落ちにくい厄介な汚れになります。
汚れが落ちやすくなるように、使い終わったら簡単に水で流してから、すぐ水に浸けましょう。

手順2.歯ブラシで汚れをかきとります

歯ブラシで汚れをかき取る

刃に残っている汚れを、歯ブラシで丁寧に取り除きます。汚れが酷い場合は、台所用中性洗剤を少量垂らしましょう。
表面・裏面の汚れをしっかりと落としてくださいね。傷がつかないよう、硬めのブラシは避けてやさしく汚れを落としましょう。

手順3.水で洗い流して、自然乾燥させたら終了!

洗ったおろし器を乾かす

すぐに使わないときは自然乾燥でOK!
今すぐ乾かしたい場合は、キッチンペーパーをあててたたきながら水気を切ります。

繰り返しになりますが、おろし器の汚れをラクに落とすポイントは「水に浸ける」こと!
溜めた水の中で振るように汚れを落としておくと、刃にこびりついた汚れの大半は落ちます。
使った後は「水へドボン!」を意識して、おろし器の正しい洗い方を試してみてください。

広告

著者

三木ちな

三木ちな

クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級の資格を保有し、お掃除のプロとして掃除や収納の知識を発信する、子ども3人のママライター。時短家事スペシャリストを受講し、家事や仕事で忙しい人でも「簡単にできるお掃除方法」を得意とする。 また、節約生活スペシャリストとして、食費2万円台で暮らす節約術や、ふるさと納税、業務スーパーのお買い物術などみんなが知りたい情報をいちはやくキャッチしお伝えしています。 腸活アドバイザーの資格を活かし、節約術だけでなく、カラダにいい食費節約術も発信中。

気になるタグをチェック!

saitaとは
広告