「加湿器」の意外と知らない“NGな置き方”「窓ぎわに置いてた…」「間違ってた!」

家のこと

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2024.12.06

空気が乾燥する冬は、「加湿器」が活躍します。しかし、ただ稼働させればいいというものではありません。大切なのは“配置”です。ここでは、加湿器の効果が半減する「NGな置き方」と「正しい置き方」をご紹介します。

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「効果半減」「カビ発生」こんな置き方は避けて!

加湿器出典:stock.adobe.com

加湿器は、蒸気を排出する「吹出口」をふさがないように置く必要があります。次のような置き方をすると、加湿器の効果が半減するほか、カビが生えやすくなるなどのトラブルにつながりますので避けましょう。

・壁にぴったりつける
・カーテンや家具の近くに置く
・窓ぎわに置く
・エアコンや暖房器具の温風があたる場所に置く

壁の近くに置くと、水蒸気が原因でカビが発生します。窓ぎわも水蒸気が結露しやすいため、避けた方が無難です。
また、温風があたる場所に置くと、センサー付き加湿器が正常に作動しない恐れがありますので気をつけてください。

加湿器の正しい置き方

加湿器出典:stock.adobe.com

加湿器を設置する際は、壁はもちろん加湿器の周辺は30cm以上、上は1m以上距離をとる必要があります。
さらに、加湿された空気の循環がよくなるよう、以下のポイントをおさえて設置してみましょう。

部屋の真ん中に置く

部屋の中心に置くと、部屋全体がまんべんなく加湿されます。均等にうるおいがいきわたるので、リビングで加湿器を使うのなら一番理想的な置き方です。

エアコンの風が蒸気を運んでくれる場所に置く

部屋の真ん中に置くのが難しい場合は、エアコンの温風を味方につける配置をおすすめします。エアコンの温風があたる場所は避けつつも、加湿器の蒸気が温風の流れにのれるところに設置するのがベスト。エアコンの温風とともに、加湿された空気が部屋中にいきわたります。エアコンのちょうど下あたりに置くと、温風があたることなく蒸気を運んでくれますよ。

加湿器は置き方が大事

なんとなく設置すると、部屋が効率よく加湿されないどころかカビが発生する可能性があります。
置き場所を今一度確認して、正しい方法で設置できているか見直してみましょう。

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著者

三木ちな

三木ちな

クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級の資格を保有し、お掃除のプロとして掃除や収納の知識を発信する、子ども3人のママライター。時短家事スペシャリストを受講し、家事や仕事で忙しい人でも「簡単にできるお掃除方法」を得意とする。 また、節約生活スペシャリストとして、食費2万円台で暮らす節約術や、ふるさと納税、業務スーパーのお買い物術などみんなが知りたい情報をいちはやくキャッチしお伝えしています。 腸活アドバイザーの資格を活かし、節約術だけでなく、カラダにいい食費節約術も発信中。

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