「ヒートショック」のリスクが高まる。入浴時に避けるべき“3つのNG行為”

心と体

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2024.12.18

寒さが厳しい冬は、温かいお風呂に入るのが至福のひととき。しかし、急激な温度変化によって起こる「ヒートショック」の危険がともなうことを忘れてはいけません。ここでは、今すぐ気を付けたい“ヒートショック”のリスクが高まる「NG行為」をご紹介します。

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NGその1.熱めのお湯に浸かる

入浴中の人出典:stock.adobe.com

湯温を高めに設定するのはNG。温度が高すぎると心臓に負担がかかり、ヒートショックのリスクが上がります。
42℃以上に設定している方は、気持ち低めの温度に切り替えましょう。38~40℃で少しぬるいと感じるくらいが適温です。

NGその2.飲酒・食後すぐに入浴する

お酒を飲む人出典:stock.adobe.com

飲酒した後や食事をとった後は、一時的に血圧が低下。この状態で入浴すると、血圧の変動が激しくなり、ヒートショックの危険度が増します。食後は、入浴まで1時間ほどあけるかシャワー浴で済ませましょう。また飲酒後は入浴を控えましょう。

NGその3.脱衣所や浴室が寒い

脱衣所の人出典:stock.adobe.com

入浴して体が暖まった状態で寒い脱衣所へ移動すると、温度差で血圧がぐんと変動します。
ヒートショックは急激な温度差で引き起こされることが多いので、温度差をなくすことが大事です。

ヒートショックを「自分ごと」に!しっかり対策を

毎日入浴をする以上、ヒートショックは決して他人ごとではありません。安全に入浴するためにも、NG行為と合わせて次の対策も試してみてください。

・かけ湯をする
・入浴前後に水分をとる
・脱衣所やお風呂場を暖める
・食後や飲酒後は入浴を控える

わが家は浴室暖房で、脱衣所はヒーターでしっかりと暖めてから入浴しています。お酒を飲む方は、入浴後の楽しみにとっておくのもおすすめ。
どれも今日から試せることばかりですので、自分や家族を守る対策として取り組みましょう。

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著者

三木ちな

三木ちな

クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級の資格を保有し、お掃除のプロとして掃除や収納の知識を発信する、子ども3人のママライター。時短家事スペシャリストを受講し、家事や仕事で忙しい人でも「簡単にできるお掃除方法」を得意とする。 また、節約生活スペシャリストとして、食費2万円台で暮らす節約術や、ふるさと納税、業務スーパーのお買い物術などみんなが知りたい情報をいちはやくキャッチしお伝えしています。 腸活アドバイザーの資格を活かし、節約術だけでなく、カラダにいい食費節約術も発信中。

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