「網戸」の寿命が縮むかも…。意外と知らない“3つのNG掃除”「洗剤間違えた…」

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2025.02.02

お掃除スペシャリスト(クリンネスト1級)の三木ちなです。家の中で“意外と汚れている場所”と言えば「網戸」でしょう。汚れは目立ちにくいものの、放っておくとカビが繁殖する恐れもある厄介なスポットです。さらに、お手入れの仕方を間違うと網戸が劣化する場合も……。ここでは、そんな網戸に“やってはいけない”「NG掃除」についてご紹介します。

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NGその1.洗剤拭きからスタートする

洗剤拭きからするのはNG

網戸を掃除をするとき、はじめから洗剤に頼るのは間違いです。その理由は、網戸には外から飛んできた砂や室内で発生したホコリがたくさん付着しているから。
砂とホコリは水気を含むと重く落ちづらい汚れになるため、まずは乾拭きで取り除く方が効率的です。洗剤拭きだけでなく、水拭きからのスタートも同様にNG。
まずは、毛先のやわらかいブラシややわらかいクロスを使って、砂とホコリを取り除くことから始めましょう。

◆“網戸は外さない”が正解:“真っ黒な汚れ”をラクにキレイにする方法

NGその2.アルカリ性・酸性洗剤・漂白剤でお手入れする

洗剤出典:stock.adobe.com

網戸の汚れが酷い場合は、洗剤を使うと汚れが簡単に落ちます。ピカピカに仕上げるには、洗剤の活用も有効です。しかし、洗剤の薬性には気をつける必要があります。
基本的に、網戸のお手入れに使えるのは「中性洗剤」のみ。アルカリ性・酸性・漂白剤をはじめ、アルコールやシンナーも使用できません。
網戸が劣化し、変色やサビにつながる恐れがありますので、中性洗剤以外のクリーナーは使わないよう注意してください。

◆“網戸は外さない”が正解:“真っ黒な汚れ”をラクにキレイにする方法

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NGその3.スチールウールや金属ブラシを使う

金属ブラシ出典:stock.adobe.com

網戸は傷つきやすく、かたいものでこすると劣化する恐れがあります。特に避けた方がいい掃除グッズが、金属製のもの。
スチールウールや金属のブラシでお手入れすると、網戸のアルミ部分が傷ついたり網目がほつれたりする恐れがあります。どんなに汚れが頑固でも、劣化の原因になりうる金属製の掃除グッズは避けましょう。

網戸は正しくお手入れを

網戸をお手入れする際は、やわらかい布で。デイリー掃除であれば、乾拭きだけで十分です。汚れが酷い場合は中性洗剤を使いましょう。
正しい手順・方法で掃除を行い、きれいな網戸をキープしてくださいね。

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著者

三木ちな

三木ちな

クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級の資格を保有し、お掃除のプロとして掃除や収納の知識を発信する、子ども3人のママライター。時短家事スペシャリストを受講し、家事や仕事で忙しい人でも「簡単にできるお掃除方法」を得意とする。 また、節約生活スペシャリストとして、食費2万円台で暮らす節約術や、ふるさと納税、業務スーパーのお買い物術などみんなが知りたい情報をいちはやくキャッチしお伝えしています。 腸活アドバイザーの資格を活かし、節約術だけでなく、カラダにいい食費節約術も発信中。

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