もう “パサパサささみ”にならない→しっとりジューシーに仕上がる“料理のワザ”

料理・グルメ

2025.02.11

自然食料理研家の山田 直です。「“パサパサ”だからあまり好きじゃない」と言われることが多い鶏肉の「ささみ」。でも冷蔵庫のヨーグルトでマリネをすると、誰でもしっとりジューシーなささみ焼きを作ることができます。さらに粒マスタードとしょうがを入れると、ピリッとパンチが効いた洋風なテイストに。パサパサとはサヨナラの「しっとりマリネ焼き」を紹介します。

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お肉の「保水力」を高めるヨーグルト

ヨーグルト出典:stock.adobe.com

ささみを焼くとパサパサになるのは、肉の水分が外へ流れ出やすいため。だから水分を内に閉じ込めるための「下準備」が大切です。

調理前にお肉をヨーグルトに漬け込むと、ヨーグルトの成分により肉の「保水性」が高まります。それにより、しっとりとジューシーな仕上がりに。

またヨーグルトの乳酸菌がお肉のタンパク質を分解。とても柔らかくなり、うま味も増えてきます。これはヨーグルトに漬け込まない手はないですね。

今回は、ピリッとした味わいの粒マスタードとしょうがも加え、食欲がもりもりアップする洋風なテイストのマリネ漬けにしていきます。

ささみの「ヨーグルトマリネ焼き」(漬け込み時間を除く調理時間:10分)

ササミフライ

材料(2〜3人分)

・ササミ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥4本
・パン粉‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥適量
・サラダ油(揚げ用)‥‥‥‥‥ 適量

⚫︎マリネ液
・ヨーグルト(プレーン)‥‥‥50g
・粒マスタード‥‥‥‥‥‥  小さじ2分の1強
・しょうが(おろし)‥‥‥‥‥小さじ2分の1
・塩‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥  小さじ4分の1

⚫︎しょう油マヨソース
・マヨネーズ‥‥‥‥‥‥‥‥20g
・しょうゆ‥‥‥‥‥‥‥‥‥小さじ2分の1

作り方

1. ささみのスジを取り、よく混ぜ合わせたマリネ液に2〜3時間以上、できれば一晩漬け込んでおきます。

マリネしたささみ

2. 1にパン粉をまぶします。フライパンに1cmほど油を引き、 170℃くらいの温度で3〜4分両面をカリッと揚げ焼きにします。 (揚げ鍋でしっかり揚げるときは1分半〜2分ほど揚げます)

ささみ揚げ

3. 中までしっかり火が入ったら油を切り、大きいものはカットしてお皿に盛ったら、よく混ぜ合わせたしょうゆマヨソースをかけます。

できあがり

一晩漬け込んでしっとりジューシーに

漬け込むことで柔らかくジューシーに仕上がるので、余裕があれば食べる前日までに一晩漬け込むとよいですね。漬け込んだささみは、2〜3日くらい冷蔵庫で保存できます。

“パサパサ”なささみからサヨナラするヨーグルトマリネ焼き。是非お試しください。

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著者

山田 直

山田 直

神奈川の写真学校卒業後、作家活動をしながら横浜でホテルサービス勤務。3.11の地震を契機に仕事を辞め、ヨガとマクロビオテックを学ぶ。 後に、オーガニックレストランのキッチンに入り、重ね煮と出会う。その野菜の美味しさに深く感動。学びを深める。 現在は、東京、横浜、湘南エリアにてヨガ講師の仕事ヨガをメインに活動し、イベント、WSにて、重ね煮やオーガニックの料理を伝えている。

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