残り「ご飯」をどのように保存してますか?
毎日の食卓に欠かせない「ご飯」。量が足りないと困ってしまうし、忙しい毎日の負担を少しでも減らそうと、一度の炊飯で多めに炊いているというご家庭も少なくないのでは?
筆者の家でも余ったご飯は翌日以降に食べようとラップをかけて冷蔵庫……がルーティンですが、冷蔵保存したご飯は乾燥してしまい、おいしさが半減してしまうのが悩みでした。
そこで調べてみたところ、炊き立てのご飯はすぐに冷凍することでもちもちとした食感のまま、おいしく保存できるのだとか。
どのように冷凍すると一番おいしく保存できるのか、3通りの方法を食べ比べてみました。
※あくまで個人的な感想であり、おいしく冷凍する効果を約束するものではないことをご了承ください。
【3つの方法】ご飯をおいしく冷凍保存するには?
1.ホカホカご飯を「食材保存容器」に入れて冷凍
炊き立てのご飯を、フタつきのプラスチック製「食材保存容器」に入れ、フタを閉めて冷凍庫に入れました。
2.ホカホカご飯を「ラップ」にくるんで冷凍
炊き立てのご飯を、ラップでくるんだ状態で冷凍庫に入れました。
3.ホカホカご飯を「ラップ」+「アルミホイル」にくるんで冷凍
炊き立てのご飯を、ラップでくるんだ上からさらにアルミホイルを巻いて冷凍庫に入れました。
【食べ比べの結果】一番おいしかった保存方法は?
ご飯の量はすべてご飯茶碗1杯分で、解凍・あたためは電子レンジ(600W)で3分という同じ条件下で食べ比べました。
※ラップ+アルミホイル保存のご飯は、必ずアルミホイルを外してから解凍してください。
検証の結果、筆者が一番おいしく感じたのは3.の「ラップでくるんだ上からさらにアルミホイルを巻いて冷凍したご飯」でした。
解凍したてはどれもおいしく感じましたが、ラップとアルミホイルで保存したものが一番モチモチ感があり、時間が経ってダマになってきてもパサつくことはなかったです。
これは、熱伝導率の高いアルミがご飯を急速に冷凍させることで、デンプンの老化を抑えることができるからなのだそう。
この方法でさらにおいしく保存するコツは、お米を潰さないようになるべくフワッとくるむこと。ラップとアルミホイルで二重に締めつけることになるため、巻き方がキツくならないようにご注意くださいね。
炊き立てのご飯は、保存時のひと工夫で残りもおいしく食べられるんですね。ご飯が余ってしまいそうなときは、ぜひアツアツのうちに冷凍保存してみてくださいね。