ビタミンCが根の4倍!葉っぱも「みそ汁」に入れるだけで “栄養が倍増”の 白い根菜とは

料理・グルメ

2025.02.18

自然食料研究家の山田 直です。根菜のカブは、実は白い根の部分より緑の葉っぱの方が栄養豊富なんです。「葉っぱは捨てちゃう」という人も多いのですがもったいない。「カブは葉野菜」といっても過言ではないくらい、葉っぱは貴重な部位です。白い根も葉っぱも刻んで、みそ汁に一緒に入れてしまいましょう。カブの葉の甘みとうま味でダシいらず。やさしい野菜のみそ汁が簡単にできあがります。

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カブの栄養は白い根にあらず

かぶ出典:stock.adobe.com

カブは白く丸い根の部分がメインだと思われていますが、その栄養のほとんどは葉や茎などに含まれています。特にビタミンCは根の4倍ほどもあるとか。

カブが葉付きで売られている大きな理由のひとつですね。捨てたらとってももったいない部位。そういう意味では、「カブは葉野菜」とも言えます。

根と葉を刻んで入れたみそ汁にすれば、具材と薬味が勝手にそろい、おまけに甘味とうま味が出てダシいらず。「こんなんでよかったんだ」と思うほど、あっけなく野菜の風味豊かなみそ汁が作れてしまいますよ。

カブのみそ汁 (調理時間:5分)

カブのみそ汁

材料(2人分)

・かぶ(葉付き)‥‥‥‥‥‥‥‥1個
・水‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥  400ml
・みそ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥  大さじ2

作り方

1. かぶの白い根は皮ごといちょう切り、葉は4cm長さにカットします。

2. 水を沸かした鍋に白いかぶの根を入れ、中弱火で2分ほど煮ます。

3. 葉や茎を入れ、さらに1分ほど煮ます。

かぶのみそ汁材料

4. 火を止め、みそを溶いたらおわんに盛ります。

できあがり

カブの加熱はほどほどに

カブの根は強火で煮るとすぐに崩れてしまうので、沸いたら弱めの火でさっと煮てうま味を引き出しましょう。生でも食べられますので、固くても問題ありません。

ビタミンCも熱に弱いので、加熱はほどほどに。茎はシャキシャキの食感を残すのがポイントです。栄養もうま味も丸ごといただく野菜のみそ汁。ぜひお試しください。

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著者

山田 直

山田 直

神奈川の写真学校卒業後、作家活動をしながら横浜でホテルサービス勤務。3.11の地震を契機に仕事を辞め、ヨガとマクロビオテックを学ぶ。 後に、オーガニックレストランのキッチンに入り、重ね煮と出会う。その野菜の美味しさに深く感動。学びを深める。 現在は、東京、横浜、湘南エリアにてヨガ講師の仕事ヨガをメインに活動し、イベント、WSにて、重ね煮やオーガニックの料理を伝えている。

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