スマホと上手に付き合っている娘・息子世代。どんな風に利用してるの？
イヤホンをつけながら勉強する中2の娘。最初は「集中できるの？」と疑っていたが、様子を見ていると何かを流していた方が集中できているよう。また、休憩時間には数分動画を見てリラックスし、気持ちを切り替えているよう。今どきの子はどんな方法で集中したり、リラックスしたりしているのだろう。
子どものタイプにもよりますが、静かすぎる場所や生活音よりも、音楽を流していた方が集中しやすい子も多いよう。
また、TikTokなどのSNSでは流行りのダンスや音楽のみではなく、独特なリラックス効果のある動画が人気を集めています。
令和の子は最新の情報や流行をキャッチして、生活に浸透させるのが上手ですよね。今の流行から、新しいストレス解消法や集中力を高めるコンテンツを考えてみます。
生活に取り入れたい、今流行りの癒しコンテンツ
ASMR
ASMRの語源は「Autonomous Sensory Meridian Response」、直訳すると「自立感覚絶頂反応」といいます。
聴覚や視覚の刺激によって感じられる心地よい感覚のことなんですね。
ノイズキャンセリングのイヤホンなどで聞くと最初はぞわっとする感覚がありますが、次第に癖になる人が増えているよう。
特に、雨音や焚火の音、食べ物の咀嚼音、耳かきをするときの音などが流行っています。
ぜひ一度試聴してみてください。
Vlog視聴
Vlogとは「VideoBlog（ビデオブログ）」の略。
日常の風景や思い出、ルーティンを発信した動画を視聴することです。
旅先での綺麗な風景に癒されたり、筋トレや美容の動画を参考にしたり、動物の成長記録を垣間見るなど。
コテコテに加工された動画というより、自然体に近く日常に溶け込んでいるようなものが多いよう。まるで自分が実際に体験しているかのような視点で映し出されているものもあり、なじみやすいんですね。
Lo-fi music
Lo-fi musicとは、環境ノイズや演奏ミスなどを完全に排除せず、意図的に残した音楽をさします。意識的に聴いているのではなく、「なんかいい」と思って流している子も多いかもしれません。
ゆったりとした曲調のものが多く、どこか懐かしいジャズやビートの感じにはまる大人も。
おしゃれなカフェにいる気分になり、作業もはかどるかもしれませんね。
マインドフルネス系アプリの利用
忙しく生活している中では、常に頭の中で次やるべきことを考えていたり、食事を味わう余裕がなく気づいたら目の前の食事を食べ終わっていたり、心ここにあらずの状態も多いですよね。
そんな忙しない今近流行しているのが、マインドフルネスや瞑想。
マインドフルネスとは、”今この瞬間”の出来事に目を向けて、あるがままに感じる取り組みのこと。アプリを使い、1日10分瞑想の時間を取り入れたり、自身の気持ちの動きを記録したり、睡眠時に癒しの音楽や物語を聞くなどのリラックス方法も広まっているんです。
今やらなければいけないことをリストアップするのも大切ですが、今自分に足りていないものに目を向けてみるのもおすすめです。
年を重ねていくと、新しいカルチャーを遠ざけたり、慣れ親しんだものをリピートしてしまいがち。
しかしときには、若い世代の影響を受け、新しい習慣を取り入れてみるのもおすすめです。
状況や気分に応じて、様々なストレス解消法を試してみてくださいね。
